第10回 訪問リポート (アトリエ・ハナミズキ) (2010.12.28)
アトリエ訪問も区切りとなる10回目を迎えました。年も押し迫り、今年一年の出来事に一喜一憂するこの時期、人との繋がりが恋しくなりますね。
そんな人との繋がりを大切に、また広げることの出来る「アトリエ・ハナミズキ」を今回ご紹介いたします。
アトリエ・ハナミズキは山本和男さん、山崎勝美さん、衣笠義雄さん、山下貞志さん、長田睦美さんの5名が講師をしている教室で、教わることの出来る内容も、版画・絵手紙・織りものと多種多様です。
本日は、山本和男さんと、山崎勝美さんにお話しを伺いました。
まず、アトリエ・ハナミズキの基本理念を聞きました。
アトリエ・ハナミズキは、障がいや病気などで一般就労が困難な方などを対象とした、日中活動の場です。
障がいや病気などで、心が落ち込んでしまったとき、創作性豊かな活動をすることで、元気になっていくケースが、たくさんあります。
指導にあたるスタッフ(講師)も、障がいや病気を抱えながら創作活動をする中で、生きがいを見出してきた経験から「アトリエ・ハナミズキ」を開設しました。
本日は教室の日でしたので風景を覗かせていただきました。
とても親切に教えておられ、なんと言っても楽しそうでした。
生徒さん現在15名おられ、月曜〜金曜の好きな時に来られるそうです。詳しくはこちらをご覧下さい。
では、生徒さんの作品を一部ですがご覧下さい。
講師の方の作品も少し紹介します。
山崎勝美 山下貞志 山本和男
額に入っており、反射で見にくいですがご了承ください。
「アトリエ・ハナミズキ」に行けば飾ってありますので、是非一度、足を運んでみてください。
また、山本さん、山崎さんは教室の他に在宅者へ向けて「版画倶楽部」を月2回開催しています。詳しくはNPO一粒の麦のホームページを参照ください。
本日お邪魔しました「アトリエ・ハナミズキ」は、人と人の繋がりを再認識させてくれる温かい空間でした。
講師の方々も、先生というよりは友人のような付き合いをされていました。
「アトリエ・ハナミズキ」はシビックセンターたからや 1階にあります。
(現在は移転されました。)
「アトリエ・ハナミズキ」のみなさま、本日はありがとうございました。
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