文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。

 第12回 訪問リポート
(仲倉裕朋さんのアトリエ) (2011.01.19)

 前回より始まった、倉吉で活躍されている三大仏師特集ですが、第12回アトリエ訪問は、仏師の仲倉裕朋さんです。

 作業中ですが、お邪魔してお話しをお伺いしました。
制作中の仲倉さん



 仲倉さんは昭和49年より仏師を始められ、今年で37年目との事です。
道具
 左の写真は、様々な用途の彫刻刀です。
 写真には収まっていませんが、実はもっと沢山お持ちです。
 一年のうち1回も使わない物もあるそうですが、無いと不便だそうです。
 そして、手入れがとても大変だそうです。

 作品を見せてくださいとお願いしたところ、基本的には依頼や需要があって作るので手元には殆ど作品が残ってないそうです。
 何点か手元に残っている作品を無理を言って見せて頂きました。

作品紹介
子安観音 聖観音


白衣観音 阿弥陀聖衆来迎像

 以上、4点の作品をご紹介させていただきます。驚くほど作業が細かな作品でした。
 この他にも、納める前の金箔を施した素晴らしい作品がありましたが、この場で全て紹介することができず残念です。

仏像  
 仲倉さんは仏像の細部まですごい拘りを持っておられるという印象でした。

 仲倉さん本日はありがとうございました。



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