文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。

 第16回 訪問リポート
(kendaiさんのアトリエ) (2011.02.21)

今回のアトリエ紹介は鳥取県美術展覧会(県展)などで活躍されているkendaiさんのアトリエにお邪魔しました。
 kendaiさんのアトリエはシビックセンターたからや2Fで、以前アトリエ紹介欄にて紹介した山根大和さんと同じフロアにあります。

 kendaiさんは抽象的な作風で、右図の様な点の羅列で作品を作られます。
 30歳頃は風景画を描いていらっしゃったそうですが、3年ほど後に違うと感じられ、現在の作風にされたのそうです。
 「点はいくら繋いでも線にはならない、点描の可能性を追及したい」とお話しいただきました。

作品01

論より証拠、まずは作品を見ていただきましょう。

作品01
星降る夜

作品02
○と□(夜空に想う)

平面に描かれていますが
立体的にも見え不思議な
作品でした。
作品01
infinity10
作品02
infinity08
写真では伝わりませんが、
左の2点は1辺約1mある
迫力のある作品です。

作品
lag(地へ)
こちらは県展で奨励賞を受賞された作品です。
最後にkendaiさんと並んだ写真がありますので迫力を堪能下さい。




特別に作る過程を教えていただきました!!

 1辺13cmのキャンパスを作り、等間隔に縦横線を引きます。 作品制作過程01 そこに思いつくままに色を入れていき、乾かします。 作品制作過程02
作品制作過程03 作品制作過程04
 数百・数千枚作り、ここから1つの作品を作り出すそうです。
 再度作品紹介を見れば違う見方ができるかもしれないですね。

 kendaiさんは絵画教室もされています。教室風景は残念ながら撮れませんでしたので、アトリエ内の雰囲気を紹介します。

教室風景 教材01


黒板や石膏像があり
美術室を思い出しました。

教材02


左図は立体造形の猫で、教材として作られたそうです。
楽しい教室風景が想像できますね。
詳しい教室情報はこちら




kendaiさんと作品
kendaiの点描についてのお話しはとても引き込まれるものがありました。

今後も個展や県展などでkendaiさんの進化する点描を見られるのを楽しみにしています。

kendaiさん本日はありがとうございました。



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