文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。
「福光焼窯元」河本賢治さんは、久米中学在学中に陶芸を始められました。中学に窯があり次第に陶芸の魅力に引き込まれたそうです。その後機会に恵まれ丹波、生田和孝氏の元で10年間修行されました。 河本さんの作品に多く見られるのは、黒と茶色のコントラストです。 河本さんは美術の世界では有名な国画展の準会員に推挙されています。 1974年に初入選され、今年は左写真の色違いの作品(黒バージョン)を出品されています。 コーヒーを入れていただきましたが、器がお洒落なので一層おいしく感じました。 続いて工房にて作陶風景を拝見しました。
丸い土が徐々に壷の形になるのを見ていると生き物に見えてきました。河本さんは、電動轆轤(ろくろ)を使わず蹴轆轤を使っています。蹴轆轤の方が轆轤目の出方が違い味わいが出るそうです。
2つの轆轤が設置してあり、2代目で息子の河本慶さんと作業されていました。
本日は、陶芸の楽しさ、奥深さを教えていただきました。 Copyright (C) 文化フォーラムくらよし. All Rights Reserved. |
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