文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。

 第22回 訪問リポート
(天野博正さんのアトリエ) (2011.06.07)





 今回は玉伯焼窯元天野博正氏の工房にお邪魔しました。
 天野さんは3代目で、祖父天野幸太郎氏がこの地で陶芸を始められたそうです。

看板
作品 作品
 まず応接間に通して頂きましたが所狭しと陶器が飾ってありました。
白、緑、茶系統が天野さんの焼き物に多く見られる特徴です。

 また、得意とする形は右図のような四角い陶器との事です。
 大きな陶器になると作るのが難しく、乾く前に組み立てると崩れてしまうそうです。
作品
四角い陶器
作陶風景
四角い陶器作成中

 アトリエをご紹介します。
アトリエ アトリエ

 作陶風景を見せていただきました。
作陶風景 作陶風景 作陶風景

 あっという間に3つの違う作品が出来上がりました。 作品

 違う形を作るより右図のような同じ形を作る方が技術がいり難しいとの事です。 作品

 一ついい事を教えていただきました。お茶の茶碗は他の陶器と違い、裏の机などに接する部分に波紋があり、それにより値段が違うとの事です。
裏の波紋 裏の波紋
 轆轤から切り取る一回しか波紋のできるチャンスがないので難しいそうです。

犬


 かわいいワンちゃんが入り口でお出迎えしてくれます。
 天野さんの作品はWebギャラリーにてお楽しみ下さい。

 本日はありがとうございました。




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