文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。

 第28回 訪問リポート
(近藤正徳さんのアトリエ) (2011.09.16)


 今回お伺いしたのは、版画家の近藤正徳さんのアトリエです。

 近藤さんはみささ版画の会の講師をしておられます。
 文化フォーラムくらよしの活動拠点の倉吉市勤労青少年ホームでも年に一回ギャラリーを開催していただいています。
 今年は9月15日(木)〜9月29日(木)の期間で開催します。お近くに来られた際は是非お立ち寄りください。

まずは離れにありますアトリエをご紹介いたします。
アトリエ紹介

実際に版画を刷っていただきました。
作品制作風景 板をセットします。
作品制作風景 水で渇きをとり、のりを塗る事で塗り斑をなくします。
作品制作風景 薄い色から重ねていきます。
作品制作風景
作品制作風景 色を重ねていきめくる時が一番楽しいそうです。
作品制作風景
作品制作風景 近藤さんの版画はだいたい5色の絵具を使って刷られます。
作品制作風景  左の作品は勤労青少年ホームで開催する第9回みささ版画の会展【9月15日(木)〜9月29日(木)】で無料で貰えるそうです。
 限定20枚ほどで早いもの勝ちですのでこの機会に是非どうぞ!!



 近藤さんは版画を始められて30年ぐらいになるそうです。
 初めは左図のような家族をモチーフに彫られていたそうです。
作品
作品  20年ほど前から作風が変わり、カラフルなおとぎ話のような作品を作るようになられました。
 多色で作るのにとても時間がかかったそうです。
 5年ほどして今度は木や花をモチーフにした作品がメインになってきたそうです。
 現在では抽象的な作品を作られていますが、この時期から徐々に作品に片鱗が現れてきたと伺いました。
作品
作品  10年ぐらい前から現在のような作風になったそうです。
 上へ上へ元気がでる作品を作るよう心がけておられます。


近藤さんご本人  近藤さんは、30年ほど前に趣味を作ろうと、絵・小説・彫刻・模型など様々な事にチャレンジされたそうです。
 最後には版画が残り、版画はやり直しがきかない緊張感があると仰っていました。

 みささ版画の会の活動も積極的に行われており、集大成として第9回みささ版画の会展を開催します。詳しくはこちら

 本日はありがとうございました。



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