文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。
本日お伺いしたのは、彫刻作家であり洋画も描かれている朝倉和博さんのアトリエにお邪魔いたしました。朝倉さんは前回のアトリエ紹介でお世話になった本庄さんと同じ「因伯 と」の会に所属されています。朝倉さんの出身は湯梨浜町ですが、東京の大学に行かれ東京の公立中学の美術教師を30年程されていました。現在は東京と鳥取を行き来しておられますが、作品制作は鳥取で行われています。
朝倉さんは学生時代より絵を描くのが好きで、高校では美術教師であった前田利三氏に絵を学ばれたそうです。また、絵画教室では元高校教師でした福留章太氏からも教わり、福留氏の紹介で東京に住んでおられた彫刻家早川巍一郎氏の下で彫刻を学ばれました。その後早川氏の友人が教壇に立っている和光大学に入学され、そこで彫刻の基礎を学ばれたそうです。
現在も倉吉市展、自由美術協会等に出品されています。倉吉市展は彫刻部門で今年(平成23年)倉吉市展賞を取られました。 今年の市展に出品された作品がこの2点です。
その他の作品はWEBギャラリーにてご覧下さい。 冒頭でも東京で活動されていると触れましたが、その一つをご紹介いたします。 大学の卒業生・在校生による「接点」というグループです。毎年3月に銀座の画廊でグループ展をされおり、今年で13回を数えるそうです。その時の写真がこちらです。
今回は、彫刻家で画家でもある朝倉和博さんをご紹介いたしました。 本日はありがとうございました。