文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。

 第33回 訪問リポート
(矢田彰儀さんのアトリエ) (2012.1.17)

 今回は「黒見焼窯元」矢田彰儀さんの工房(アトリエ)にお邪魔しました。
 未来中心で開催されていた陶芸作家の合同展で黒見焼を目にし、是非お伺いしたかった工房です。

まず案内していただいたのは大小様々な陶器の作品が置いてある部屋です。
作品 作品 作品

 矢田さんは、久米中学時代に陶芸部に所属しておられました。福光焼の河本賢二さんは中学の後輩にあたられるそうです。卒業後、因州中井窯で修行をされ昭和47年に黒見で窯を築かれました。
 矢田さんの陶器の特徴は、使う人の事を一番に考え、使いやすく丈夫に作られています。展示会等では日用使いできるコップや急須がよく売れるそうです。

作品 コップ 作品 急須

他にも沢山作品があり、一部ではありますがWEBギャラリーでご紹介しています。

 作陶風景を見せていただきました。
作陶風景 作陶風景 作陶風景
作陶風景 作陶風景 作陶風景

 綺麗な円で、ついつい上から撮影してしまいました。このサイズの食器が一番使いやすくよく売れるそうです。

 矢田さんは講師としても活躍されています。伯耆しあわせの郷で陶芸教室を担当しておられ、母校の久米中学校でも教えておられます。伯耆しあわせの郷の陶芸教室は大変人気で2012年3月までは一杯ですが4月以降は狙い目です。詳しくはこちら

 今回は、「暮らしに溶け込む器」を目指し、使っていただく方々の御言葉を師として、陶芸に励んでおられる黒見焼「矢田彰儀」さんをご紹介いたしました。

 本日は、ありがとうございました。
ご本人と窯


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