文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。

 第34回 訪問リポート
(岸本章さんのアトリエ) (2012.2.21)

 今回ご紹介するのは、日本画の岸本章さんのアトリエです。岸本さんは鳥取市に住んでおられますが、文化フォーラムくらよしの活動拠点である倉吉市勤労青少年ホームで日本画教室を第2,4木曜に開催されています。倉吉以外にも鳥取の自宅アトリエ、米子のPAJAカルチャーでも教室を開かれています。
 教室では日本画の他にパステル画なども教えておられます。

岩絵具 パステル
生徒さんの岩絵具とパステルです。これだけ多色だと書くのが楽しくなりますね。
教室にご興味のある方はこちらをご覧ください。

 岸本さんの絵の原点は小学生までさかのぼります。当時から絵を描くのが好きで、近所に絵画教室があったことから小学校4年から通い始めたそうです。その後絵の世界に進み30歳頃より日本画家の川崎晴彦氏(日本芸術院会員)を師と仰がれたそうです。  その頃より、日展、鳥取県展に出展されるようになりました。




右の作品が第42回日展で特選を取った作品です。



その他の作品はWEBギャラリーでご覧下さい。
第42回日展 特選 18才
        18才

 アトリエを見せて頂きました。

アトリエ
とても広いアトリエです。


アトリエ
岩絵具が所狭しと置いてありました。
アトリエ  アトリエ

日展に出品する作品は150号だそうです。
近くに立てば大きさにびっくりしますよ。
作品制作のためにアトリエの天井を高く作ったとの事です。

 実際に描いていただきました。

作品制作の様子 作品制作の様子



スケッチブック

日本画の岩絵具は粒子が粗いので下の色が微かに浮き出るという特徴があるそうです。




左はスケッチブックです。いつもスケッチブックとカメラを持って出かけるそうです。
スケッチブック 作品制作の様子
 金箔や銀箔は背景を強くしたい時に使うそうです。


本人



岸本さんは、海や人物をテーマにする事が多く、お子さんが生まれてからはよくお子さんを題材にされています。
WEBギャラリーでご覧下さい。

本日はありがとうございました。




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