文化活動の現場を、少しでも皆さんに身近に感じていただけたらと思い、ご紹介します。

 第35回 訪問リポート
(中原玉美さんのアトリエ) (2012.2.27)

 今回はみささ版画の会に所属されています中原玉美さんのアトリエにお邪魔しました。

中原さんは鳥取県展・倉吉市展等で活躍されており、 第54回鳥取県展では県展賞を受賞されました。
右がその時の作品です。
第54回鳥取県展(県展賞受賞作品)
祭り囃子

 中原さんは明治町にある福助旅館の女将をされておられます。旅館にも中原さんの版画が飾ってあり、旅館の雰囲気とモノクロな版画がよく合っていました。

中原さんが版画を始めたのは平成16年頃で、足が痛く習っていたダンスが出来なくなり、紹介でみささ版画の会に入会されたそうです。
 それもあり最初の市展出品作品はダンスが題材でした。
 初出展で市展賞を受賞し、そこから3年連続で市展賞を頂いたそうです。
倉吉市展(市展賞)ウインナーワルツ
ウインナーワルツ
デッサン 左の絵は、中原さんが40年程前にデッサンした絵だそうです。実は、絵画を福留章太さんに習っていたそうです。今の版画の下絵にも役立っているそうです。

※福留章太さんの作品もこちらで見られます。

制作風景を見せて頂きました。
制作風景
 版画を刷る場所が動線上にあるので忙しくない合間をみて制作されているそうです。
 版画も薄い⇒濃いと3回に分けて刷るそうです。
 この場所で制作された作品を見たい方はWEBギャラリーをご覧下さい。

年賀状  毎年、年賀状用に制作するそうです。
 こんな手の込んだ年賀状が届いたら
 うれしいですね。

 本日はありがとうございました。


Copyright (C) 文化フォーラムくらよし. All Rights Reserved.
Copyright (C) kurayoshi bunkadantai kyogikai. All Rights Reserved.