音楽映画の夕べ「チャイコフスキー」
2005年5月11日(水)
ご案内/計羽孝之
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30 無料
〜ご案内〜
伝記映画と言うものは、多少と言うよりも、かなりエキセントリックに脚色し、ドラマとして面白く構成されるのが一般的です。この映画は、ソビエト時代に制作されたもので、愚直なまでにチャイコフスキーというロシアの大作曲家を、なんのけれんみもなく描いています。
「仕事部屋に入り込み、心の中に吹きすさぶ悲劇的な感情と情熱の嵐が音楽に表現されてゆく創造の過程を描いた」作品は、チャイコフスキーの結婚生活、文通だけのプラトニックな愛の形、ホモセクシャルな苦悩、そして傷つきやすい天才の魂の彷徨を描き、交響曲第6番「悲愴」の神髄に迫る映画です。