恩田千絵ソプラノ・コンサート
2005年5月17日(火)プレゼンター: 創新会(萬治医院)
ピアノ:稲毛麻紀
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30 700円
【プログラム】
[第一部]@はる(谷川俊太郎作詞・團伊玖磨作曲)
A旅上(萩原朔太郎作詞・團伊玖磨作曲)
B桐の花(三好達治作詞・中田喜直作曲)
Cまたある時は(三好達治作詞・中田喜直作曲)
Dすずしきうなじ(三好達治作詞・中田喜直作曲)
E瞳(薩摩 忠作詞・小林秀雄作曲)
Fすてきな春に(峯 陽作詞・小林秀雄作曲)
[第二部]@春よ(ティリンデッリ作曲)
A花占い(マスカーニ作曲)
Bアヴェ・マリア(マスカーニ作曲)
Cオペラ「ランメルモールのルチア」より
「あたりは沈黙に閉ざされて」(ドニゼッティ作曲)
Dオペラ「ワリー」より
「さようなら ふるさとの我が家」(カタラーニ作曲)
【プロフィール】恩田千絵
島根大学教育学部特音課程(声楽)卒業。白石由美子、藤井文子、中澤桂の各氏に師事。これまでオペラに「フィガロの結婚」でケルビーノ役、「魔笛」ではダーメ役、そして倉吉未来中心開館記念オペラ公演での「フィガロの結婚」再演において再びケルビーノを歌い強い存在感を示した。また、国民文化祭とっとり2002オペラ公演「ポラーノの広場」ではミーロ役を歌い好評であった。一昨年は、「ドン・ジョヴァンニ」でドンナ・アンナ役を歌い、その力量の高さを印象づけた。2003年鳥取県声楽オーディションにおいて「審査員特別奨励賞」を受賞。2004年、鳥取県総合芸術文化祭ファイナル公演でオペラ「ポラーノの広場」の再演にミーロ役で歌い貫禄を示した。同年第16回日本声楽コンクールに入選。アザレアのまち音楽祭には、連続しての登場となる。鳥取オペラ協会会員。移動わらべ館童謡唱歌推進員。現在、松本油店勤務。
【プロフィール】稲毛麻紀
武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬A.ウェーバージンケの各氏に師事。これまでアザレアのまち音楽祭のサロンコンサートやオープニング・コンサートのピアノ・コンチェルト等に出演。現在、合唱団のピアニスト、移動わらべ館童謡唱歌推進員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。鳥取オペラ協会ピアニスト。
〜ご案内〜
2002年のファイナルコンサート・ソリストとして登場し、その力量の高さと圧倒的な人気を獲得して、翌年からサロンコンサートに登場していただきました。そして今年は3回目のサロンとなります。昨年のご紹介で、「益々進化する」と期待感を表しましたが、恩田さんにとっては、全くその通りの一年であったようです。
昨年の、オペラ「ポラーノの広場」再演での安定感と充実した表現力は素晴らしいものでした。そして、12月には外来オーケストラとの共演、更に、第16回日本声楽コンクールではファイナリストとなるなど、破竹の勢いの活躍です。
今回のサロンでは、一部に日本歌曲を配し、二部でオペラ・アリア等を歌っていただきます。恩田さんは、日本語の発音が美しく、特に母音の響きが充実しており、聴く者に明確なメッセージを届けてくれます。オペラでは、難曲だと言われる「ルチア」より
一曲を聴かせていただけます。ソプラノ歌手として充実してきた真価を、私達に披露していただけるものと期待しています。