米子マンドリン・オーケストラ演奏会
2005年5月22日(日)プレゼンター:老健ひまわり・尾崎内科医院
指揮/鷲見浩司
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後2:00 700円
【プログラム】
[第一部]@女子十二坊より「奇跡」(梁剣峰作曲)
A音楽畑より「タンゴ・ラ・ノスタルジア」(服部克久作曲)
B音楽畑より「イスタンブールのバラ」(服部克久作曲)
Cリベルタンゴ(ピアソラ作曲)
Dカノン(J.パッフェルベル作曲)
Eアイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章
(W.A,モーツァルト作曲)
[第二部]@中条雅二の詩による「八つのバラード」(藤掛廣幸作曲)
ソプラノ/小椋美香子 アルト/恩田千絵
テノール/加藤耕一 バス/縄 勝文
【プロフィール】米子マンドリン・オーケストラ
結成24年を迎える鳥取県唯一の社会人マンドリン・オーケストラです。秋の定期演奏会・米子市音楽祭の他に種々の依頼演奏会に積極的に出演しています。近年は、プロとの共演や色々な楽器とのコラボレーションにチャレンジし、新たなマンドリンの魅力を楽しんでいただいています。
〜ご案内〜
米子マンドリン・オーケストラは二度目の登場です。音楽愛好家が、手軽に演奏活動を楽しむには、二つの条件があります。一つは、長い修練を必要としない技術的難易度が低い楽器であること。もう一つは、優れた指導者に恵まれることであろう。その点、マンドリンは音程を決めるフレットが付いており、容易くメロディーを作り出せます。楽器自体は奥が深いのですが、とりあえずそれなりに音楽を楽しむことが出来るのです。そして、このオーケストラには鷲見浩司さんという優れた指導者がいて、音楽の高みに楽団員をもれなく誘うのです。
初めて、この楽団に出会った頃は、米子マンドリン・アンサンブルと称し、仲間内で音楽を楽しむ同好会の壁を出るものではありませんでした。ところが、いつの頃からか、急激に音楽の表現力を増して、聴衆に強くメッセージを送る、優れた合奏体として自立した音楽団体に変身していたのです。その時の印象は今でも鮮明で、危うい技量のオーケストラでは聴けない本物の音楽を立ち上げ、演奏すること自体を楽しむ姿勢から、聴衆に音楽の歓びを届けようとする、それだけのスタンスの違いが、技術を越えて音楽表現が真の歓びとなって聴衆に訴えかけて来たのです。そんな意味で、今回の米子マンドリン・オーケストラは、大いに期待できるものです。