山城裕子ピアノ・コンサート
2005年6月17日(金)プレゼンター:三朝町総合文化ホール
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30 700円
【プログラム】
[第一部]F.メンデルスゾーン・バーソロディー作曲
@無言歌集より抜粋
A厳格な主題による変奏曲作品54ニ短調
[第二部]
@フレデリック・ショパン作曲 夜想曲 作品9−2 変ホ長調
Aフランツ・リスト作曲 ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調
【プロフィール】山城裕子
米子市出身。武蔵野音楽大学卒業。細田紀美子、八十嶋洋子、宮崎幸夫、ヤーノシュ・ツェグレディーの各氏に師事。1999年渡独、エヴァ・アンダー(ベルリン・ハンスアイスラー国立音大)、ローベルト・シュロット(ベルリン芸術大学)、浮ヶ谷孝夫(フランクフルト国立管弦楽団常任指揮者)の各氏に師事。2002年、国際音楽コンクール(パリ)第3位、2003年、マリーシェラン国際ピアノコンクール(コートダジュール)プロフェッショナル・ヴィルトウゾ部門第1位。2004年帰国し、東京・米子で帰国記念リサイタルを開催。2005年5月25日、フランクフルト国立管弦楽団の日本公演ツアーの米子公演でショパンのピアノ協奏曲第1番を共演する。
〜ご案内〜
山城さんは、今最も注目されている米子市出身のピアニストです。この音楽祭の真っ只中(5/25)に、米子ビッグシップで開催される「フランクフルト国立交響楽団演奏会」にソリストとして出演されます。これは同楽団の日本公演ツアーの指揮者「浮ヶ谷孝夫氏」に起用されて実現するものです。アザレアのまち音楽祭への登場は、このコンサートの後に、山城さんのピアノを十分に聴いていただきたいとの思いでお願いしたものです。私は、既に2回のリサイタルを聴いていますが、確実なテクニックは言うまでもなく、その端正な音楽づくりと様式感の的確性が素晴らしいと感じ入っています。ショパンのようなバッハや、リストのようなベートーヴェンが横行する現代にあって、様式感を違えない演奏の貴重さが求められています。そんな意味で山城さんのピアノは、ぜひとも多くの皆様にお聴きいただき、その美しい音楽の佇まいを感じていただきたいと願うものです。