ふるさと雇用再生特別基金事業(平成22年度) 市民文化活動団体等支援拠点設置運営事業

鳥取県中部の文化活動を活発にしたいサイト

文化フォーラムくらよし

指揮者ぶんらく

アザレアのまち音楽祭2005





アザレアのまち音楽祭 2005 公演記録


ミュージック・ファクトリー
〜稲田真司と仲間たち〜



2005年6月18日(土)プレゼンター:倉吉インターヒルズゴルフクラブ

フルート:稲田真司/ヴァイオリン:曽田千鶴/ファゴット:木村恵理/ピアノ:三浦芳男

会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30      700円


【プログラム】プログラム
[第一部]
@トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039(J.S.バッハ作曲)
Aサロンのための四重奏曲『ウェーバー』(ウェーバー作曲/ポップ編曲)
[第二部]
@交響曲第7番(ベートーヴェン作曲/フンメル編曲)

【プロフィール】稲田真司
 国立音楽大学音楽学部器楽学科フルート専攻卒業。在学中より、ソロ、室内楽、オーケストラのメンバー等、幅広く活動しながら全国各地をまわる。卒業後もソロ、アンサンブルからオーケストラの分野にわたり演奏活動を続けている。現在では、ジャンルを越えた仲間と交流を深め、活動の幅を広げている。アンサンブル・グループ「ミュージック・ファクトリー」主宰。フルートを小谷幸久、高橋安治、大友太郎の各氏に師事。現在、日野高等学校教諭。米子市在住。

【プロフィール】曽田千鶴
 島根大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程管弦打楽器専攻卒業。同教育専攻科修了。ヴァイオリンを坂本博之、知念辰朗、漆原朝子の各氏に師事。島根大学管弦楽団、島根大学室内合奏団、出雲室内管弦楽団、米子管弦楽団にてコンサートマスターを歴任。広島交響楽団など中国地方各地のオーケストラの客演を務めるほか、ソロ、トリオ、弦楽四重奏、室内楽グループ「ミュージック・ファクトリー」などを中心に演奏活動を行う。アザレアのまち音楽祭では常連演奏家の一人として活躍している。現在、四国のプロオーケストラ「瀬戸フィルハーモニー交響楽団」団員。出雲市在住。

【プロフィール】木村恵理
 島根大学卒業、同大学院修了。大学では教育学部社会科研究室に在籍しながら数学も学ぶ。大学院は音楽研究室に籍を移し音楽を学ぶ。ファゴットを吉田将、岡崎耕治、井上俊次、伊藤昇の各氏に師事。室内楽を手塚実氏に学ぶ。現在、室内楽、ソロなどの分野で演奏活動を行うほか、各地のオーケストラで客演を務める。出雲フィルハーモニー交響楽団に在籍。瀬戸フィルハーモニー交響楽団(香川県)と契約。2004年、出雲室内管弦楽団で協奏曲を演奏。出雲市在住。

【プロフィール】三浦芳男
 島根大学教育学部特別音楽課程作曲専攻卒業。日本社会事業学校研究科卒業。作曲、編曲、ピアノ演奏、伴奏など幅広い音楽活動を行っている。MUSIC FACTORY、松江ソロイスツ、島根作曲家グループ「紫陽花の会」所属。作曲を西岡光夫・小林昭之、ピアノを田淵典子・小林昭之、電子オルガンを青野るみ・秋山純一の各氏に師事。現在、高齢者施設にて支援相談員として勤務。松江市在住。


〜ご案内〜
 三年ぶりに「稲田真司ミュージック・ファクトリー」が登場です。最近は、稲田氏のソロコンサートを続けましたが、アンサンブル公演の要請が多くあり、今年から復活することになりました。稲田氏と言えば、山陰を代表するフルーティストとしての実力を備えた方ですが、アンサンブル演奏でみせるバランス感覚の良さと、メンバーを融合させる能力に於いて右に出るものがいない存在だと感服しています。今回のメンバーには、病気治療中のファゴット伊藤昇氏に変わって木村恵理さんに参加していただきます。いつものメンバーで、極上の音楽を紡いでいただきます。何と言っても今回の聞き所は、ベートーヴェンの第7シンフォニーを4人のアンサンブルで楽しめることです。ベートーヴェンの弟子であったフンメルの編曲は、レコードなどなかった当時の家庭で、音楽を楽しむ方法としてアンサンブル・スコアを売り出していた出版社の要請で書かれたものです。現存する様々なアンサンブルのスコアは、レコードが出現するまでの代わりに売り出されたものであり、今となっては宝の山のような、新しい発見と驚きに満ちています。時を越えて蘇る、シンプルな音楽の美しさをお楽しみ下さい。



前のページへ戻る


Copyright (C) 文化フォーラムくらよし. All Rights Reserved.