野津美和子ソプラノ・コンサート
プレゼンター：中井脩㈱倉吉店
2006年5月22日（月）
会場：倉吉信用金庫ホール
午後７：３０ ７００円
ピアノ／犬山那津子
プログラム
第一部
①春よ／ティリンデッリ作曲
②約束／ロッシーニ作曲
③すみれ／スカルラッティ作曲
④すみれ／モーツァルト作曲
⑤ワルツ「春の声」／シュトラウスⅡ作曲
第二部
武満徹の歌曲
⑥恋のかくれんぼ ⑦小さな空
⑧うたうだけ ⑨翼
オペラ・アリア
⑩「私が街を歩くとき」オペラ「ラ・ボエーム」より／プッチーニ作曲
⑪「ああ、そはかの人か～花から花へ～」オペラ「椿姫」より／ヴェルディ作曲
【プロフィール】
野津美和子(のづ みわこ)
島根大学教育学部特別音楽課程（声楽科）卒業。声楽を故藤井文子、常森寿子の各氏に師事。島大のベートーヴェンのミサ・ソレムニス及び島根県民第九のソリストを務める。オペラでは、フィガロの結婚、魔笛、秘密の結婚、椿姫、ボエーム、愛の妙薬等に出演。2003年、鳥取オペラ協会公演の「ドン・ジョヴァンニ」でチェルリーナ役を歌い、その力量の高さを示した。翌2004年の鳥取県総合芸術文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」でファゼーロ役に抜擢され、大成功を収めた。２００５年、「山陰の名手たちコンサート」に出演。アザレアのまち音楽祭へは2004年から継続して出演。
現在、オペラグループ「燦」、ごうぎん合唱団、コールかっちん、La,Luna、Take,It,Easyに所属。鳥取オペラ協会会員。
【ご紹介】
野津さんは松江在住ですが、鳥取オペラの同人で毎年のオペラ公演に参加されています。平成15年に公演した「ドン・ジョヴァンニ」でチェルニーナ役(村娘)をこなし、翌年「ポラーノの広場」で主役のファゼーロを成功させ、一気に県内で知られるようになりました。しかし、野津さんは松江のオペラグループ「燦」で既に実績を積んでおられた方であり、当然とも言える活躍ぶりです。近年アザレアのまち音楽祭には連続して登場されていますが、昨年のファイナル・コンサート(倉吉未来中心大ホール)で見せたドラマティックな歌唱力には、舌を巻いたものです。声量の豊かさ、天性の美声に恵まれた野津さんは、今回のサロン・コンサートで、パリのサロンを描いたオペラ「椿姫」の中から、「ああ、そはかの人か～花から花へ～」を歌っていただけます。サロンの醍醐味を満喫していただけるものと確信しています。
