松原進バリトン・コンサート
プレゼンター:三朝町総合文化ホール
2006年5月27日(土)
会場:三朝町総合文化ホール
午後7:30 700円
ピアノ/ 金益研二
プログラム
第一部
モーツァルトの作品より
@アヴェヴェルム(歌詞不祥)
A春への憧れ(オーヴァーベック)
Bすみれ (ゲーテ)
Cクローエに (ヤコビ)
Dオペラ「ドン・ジョヴァンニ」より“窓辺に出てきておいで”
Eオペラ「フィガロの結婚」より“もう飛ぶまいぞ、この蝶々”
第二部
F荒城の月/土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲
G鐘が鳴ります/北原白秋作詞・山田耕筰作曲
Hこの道(北原白秋作詞、山田耕筰作曲
I田植歌/林 柳波作詞・橋本国彦作曲
J初恋/石川啄木作詞・越谷達之助作曲
K結婚/坂田寛夫作詞・中田喜直作曲
【プロフィール】
松原 進(まつばら すすむ)
三朝町出身。鳥取県立倉吉西高等学校卒業。日本大学芸術学部音楽学科声楽コース卒業。
日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程音楽芸術専攻修了。東京ミュージック&メディアアーツ尚美コンセルヴァトアール ディプロマ コース修了。第71回読売新人演奏会
サントリーホール主催レインボー21、さいたまシティ・オペラ主催オペラ公演、ガラコンサート、日墺文化協会主催フレッシュ・コンサート等出演。オペラは「ポッペアの載冠」(モンテヴェルディ)オットーネ役、「修禅寺物語」(清水
脩)僧侶役を演じる。声楽を末 芳枝、井上善作、砂川稔の各師に師事。現在、東京ミューズ・アカデミー 講師
【ご紹介】
松原進氏のお名前は、ずいぶん前からお聞きしていましたが、その歌声に出会ったことはありませんでした。三朝町の出身であり、日大芸術学部を卒業されて、現在、埼玉県にお住まいのバリトン歌手です。これまで幾度か帰郷されコンサートを催されているそうですが、終わった後の新聞報道で知るだけだった私は、ずっと聴き逃していたようです。今回は、三朝町にお住まいの親御さんから、是非検討していただきたいとビデオテープをご持参されました。そのテープを拝聴し、本格的なバリトン歌手であることがすぐに分かりました。そのコンサートでは、より自然な佇まいの音楽を、何のてらいもなく歌われる姿がありました。そして何よりも、その歌唱能力と音楽表現の力量が高く、かなりのキャリアを積んでおられる事がその演奏の中から分かりました。そんな縁で、今回のコンサートが実現できたのです。中央で活躍する音楽家が郷里に里帰りし、その芸術を披露していただけるほどありがたいものはありません。どうぞ、より多くの皆さんにお出かけいただき、バリトンの力強い歌唱をお楽しみください。