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アザレアのまち音楽祭2006





アザレアのまち音楽祭 2006 公演記録


光長真理恵ソプラノ・コンサート


プレゼンター:医療法人森脇クリニック

2006年5月31日(水)
会場:倉吉信用金庫ホール
午後7:30  700円

ピアノ/面谷真理子

プログラム
第一部
1.初恋(石川 啄木作詞/越谷 達之助作曲)
2.夜店の唄(西沢 爽作詞/中田 喜直作曲)
3.さくら横ちょう(加藤 周一作詞/別宮 貞雄作曲)
4.春の紙風船(宮田 滋子作詞/磯部 俶作曲)
5.さようならのはじまり(鶴岡 千代子作詞/小林 秀雄作曲)

第二部
1.ヴォカリーズ/ラフマニノフ作曲
2.私の心はヴァイオリン/ラパルスリ作詞・作曲
3.パリのお嬢さん/アンリ コンテ作詞・パウル デュラン作曲
4.フル・フル/アンリ シャトー作曲
5.ドミノ/ジャック プラント作詞・ルイ フラッリ作曲

【プロフィール】
光長真理恵(みつなが まりえ)
 同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。京都音楽家クラブ新人演奏会、同大学頌啓会コンサート出演。声楽を森山俊雄、今城淳行、内藤千津子の各氏に師事。日本歌曲、フランス歌曲、シャンソン等幅広いレパートリーで、度々サロンコンサートを行っている。アザレアのまち音楽祭では常連演奏家として人気のあるアーチストである。境港市、米子市等地域の合唱団指導や老人施設での音楽療法にも取り組んでいる。境港市在住。

面谷真理子(おもたに まりこ)
 神戸女学院大学音楽学部(ピアノ専攻)卒業。大阪フィルのメンバーとモーツァルト・ピアノ協奏曲を共演。その他数回のジョイント・リサイタル、高垣純作品発表リサイタル等にて演奏。ザルツブルグ国際アカデミーに参加。境港市に在住し、後進の指導に当たっている。境港市民合唱団ハーフェンコール伴奏者。
 

【ご紹介】
 光長真理恵さんは、アザレアのまち音楽祭で最も人気の高い演奏家です。いつも、光長さんのコンサートは満員になります。そして、年配の方が、感動してお聴きになる姿が毎回見られます。光長さんの何がそうさせるのか、皆さんにじっくり聴いていただきたいと思います。光長さんと言えば、久しくシャンソン・コンサートと設定していましたが、そのジャンル分けが意味を持たないと、昨年のコンサートでは、プログラムにシャンソンはありませんでした。そして、ほとんどの方がお聴きになったことのない日本歌曲が第一部で歌われました。どこかで聴いたという体験を呼び起こす感情の回帰性が、歌を楽しむ感性になっているのが一般的です。ところが、光長さんの歌唱には、歌そのものの内容が圧倒的な力で訴えてくるのです。言葉もよくわかるし、その情感も切々と語りかけてくるのです。聴衆の皆さんにとって、自分の人生を映す鏡としての音楽が透明になり、音楽が聴く者をトリップさせてくれたのです。この力は本物の音楽のみが持つものだと感動させられたのです。光長さんの細かいニュアンスの抑揚の中には、私たちの心の琴線に触れる何かを持っていると感じています。あんなに闊達に、そして言葉を超えたメロディー線の美しさに、心が揺り動かされ、心和む音楽を聴かされては、恋する心は困ってしまう‥‥。
今回は、「さくら横丁」(別宮貞雄作曲)や「さよならのはじまり」(小林秀雄作曲)など、どちらかといえばシャンソン風なバラードが演奏されます。また、歌詞のない歌曲「ヴォカリーズ」(ラフマニノフ作曲)では、光長さんの真骨頂が発揮され、私たちを大いに楽しませていただけるものと期待しています。



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