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アザレアのまち音楽祭2006





アザレアのまち音楽祭 2006 公演記録


白石由美子ソプラノ・コンサート


プレゼンター:潟Gナテクス

2006年6月1日(木)
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30  700円

ピアノ/稲毛麻紀

プログラム
第一部
@樹木の蔭で/ヘンデル作曲
A陽はすでにガンジス川から/スカルラッティ作曲
B愛のよろこびは/マルティーニ作曲
Cゆく春/小野 芳照 作詞・中田喜直作曲
D霧と話した/鎌田 忠良 作詞・中田喜直作曲
Eたあんきぽーんき/山村暮鳥作詞・中田喜直作曲 
F歌をください/渡辺達生作詞・中田喜直作曲

第二部
Gゆりかご/平井康三郎作詞・平井康三郎作曲          
Hしぐれに寄せる抒情/佐藤 春夫 作詞・平井康三郎作曲
I平城山/北見志保子作詞・平井康三郎作曲  
J九十九里浜/北見志保子作詞・平井康三郎作曲
Kアヴェマリア/マスカーニ作曲
Lアヴェマリア/カッチーニ作曲
Mオペラ「ラ・ボエーム」より/プッチーニ作曲
「ムッゼッタのワルツ」

【プロフィール】
白石由美子(しらいし ゆみこ)
 島根大学教育学部特設音楽課程(声楽)卒業。音楽の友ホール(東京)、ネバダ州立図書館ホール(米国)、米子市公会堂、カウベルホール等でソロ・リサイタル(14回)。「第九」、「メサイヤ」、モーツァルト「レクイエム」等のソリストとしても多数出演。アザレアのまち音楽祭、鳥取県の音楽家たちコンサートなど常連音楽家として活躍。オペラ「コシ ファン トゥッテ」「フィガロの結婚」「魔笛」に出演し好評を得る。2005年、カウベル・リサイタル・シリーズに登場し、その健在振りを示した。藤井文子、柴田睦陸、中澤桂の各氏に師事。現在鳥取短期大学幼児教育学科教授。島根大学教育学部非常勤講師。鳥取オペラ協会副会長。
 

【ご紹介】
 白石由美子氏は久々の登場です。近年お勤めの鳥取短期大学で要職に着いておられ、コンサート活動が出来ない状況でした。その任から開放された昨年から、満を持してのコンサート活動を再開されました。昨年暮れの、カウベルホール・リサイタル・シリーズへの登場は、「白石由美子」ここにありとのメッセージをアピールし、その健在ぶりと新しい世界を見せていただきました。お得意のオペラ・アリアは言うに及ばず、日本歌曲での新境地は新しい魅力の発見となりました。白石氏の声の特質は、強靭な発声法と響きの豊かさであり、そのベルカントはオペラ・アリアで遺憾なく発揮されるものでした。オペラ・アリアの歌唱で見られる聴衆を圧倒するような高音域の輝かしさは、白石氏の魅力そのものです。ところが、昨年のリサイタルでは、中・低音域での発声が柔らかで自然な響に変わっていました。肩の力が抜けてと言うか、必要以上に声質を作ろうとしないがコンセントリック(集中力)を失わない見事な歌唱になっていたのです。ですから、特に日本歌曲においては、これまでの白石氏と一味違った新しい世界が広がっているのです。どうぞ、新しい魅力満載の白石由美子氏のソプラノをお楽しみください。



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