ファイナルコンサート
プレゼンター:西田内科医院
2006年6月18日(日)
会場:倉吉未来中心大ホール
午後2:00 700円
ファイナル・コンサート
アザレア合唱&佐々木真由美ソプラノ・コンサート
プログラム
第一部合唱の祭典(中部地区合唱団による)
赤碕女声コーラス「円」 指揮/福田泰雅 ピアノ/前川須賀子
@花のまわりで
A琵琶湖就航の歌
B水色のワルツ
ザ・ラニアルコーラス 指揮/森 尚美 ピアノ/山下良子
@Let it be(J.レノン作詞作曲)
A花のまわりで(江間章子作詞・大津三郎作曲)
B四月の風(片岡輝作詞・松下耕作曲)
コール・ウィンドミル 指揮/西岡恵子 ピアノ/稲毛麻紀
「火の山の子守唄」より(谷川雁作詞/新美徳英作曲)
@ぼくという名のひとり
A夏のデッサン
B青い花
コーラスはわい 指揮/小谷敏彦 ピアノ/幸本美由紀
@モルダウの流れ(平井多美子作詞/スメタナ作曲/石桁冬樹編曲)
A山のいぶき(松前幸子作詞/川崎祥悦作曲)
倉吉女声合唱団 指揮/生原幸枝 ピアノ/足立紘子
「ふるさとの四季」より(源田俊一郎編曲)
@故郷
A春の小川
B朧月夜
C茶摘
D夏は来ぬ
E村祭
F紅葉
G雪
H故郷
みお 混声合唱団 指揮/山田衛生 ピアノ/中橋芳恵
海のディヴェルティメントより(川崎洋作詞/新実徳英作曲)
@さかな
Aなみ
第二部 佐々木真由美ソプラノ・コンサート
ピアノ/新田恵理子
プログラム
@花占い/マスカーニ作曲
Aすみれ/スカルラッティ作曲
Bバラ/トスティ作曲
Cさくら横丁/加藤周一作詞・中田喜直作曲
Dゆく春/小野芳照作詞・中田喜直作曲
E「私の生まれたあのお城」オペラ「アンナ・ボレーナ」より/ドニゼッティ作曲
B「あたなのね」〜「花から花へ」オペラ「椿姫」から/ヴェルディ作曲
【プロフィール】
佐々木真由美(ささき まゆみ)
昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学声楽専攻科を主席で修了。終了時学長賞受賞。2002年、東成学園オペラ「夢遊病の娘」合唱出演、メサイア合唱出演。2003年鳥取県声楽オーディションにて審査員特別奨励賞受賞。2004年鳥取県出身アーチストによるコンサート出演、同年鳥取県総合芸術文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」村人役。2005年鳥取オペラ協会ニューイヤー・オペラ・ガラ・コンサート出演。これまで生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代の各氏に師事。現在は平野弘子氏に師事。鳥取オペラ協会会員。
【出演団体プロフィール】
赤碕女声コーラス「円」
1995年11月に旧赤碕町教育委員会支援のもと発足し、今年で11年目を迎えます。毎週1回、和やかに楽しみながら練習を続けています。
指揮:福田泰雅 ピアノ:前川須賀子
sp/明石蔦子・岩崎和栄・入江淑美・片上紀子・高塚幸子・西村蓉子・福田雅子・圓山征子
msp/隠岐ふみ子・小椋美江・高力晴代・田鍬美知子・谷口瑠美子・西本富美子・秦野文子・松田久子・山根美智子
alt/明穂恵子・隠岐加代子・小川浩子・中野みよ子・中村美子・圓山淳子
ザ・ラニアルコーラス
1986年の発足以来、すばらしい指導者に恵まれ、技術の向上をめざしながらも和やかな雰囲気を大切にしている女声合唱団です。
指揮:森 尚美 ピアノ:山下良子
sp/船木和子・金山悦子・中本千鶴子・大田順子・中本治子・田中紀美枝・藤井典江・田中美智子・大田美智恵・岩崎睦枝・後藤あきみ
msp/松田和子・山本幸子・竹歳登茂子・金田保子・中田恵子・松田洋子・西本美紀・小浜由紀
alt/新家美登里・竹田愛子・村岡喜来恵・新恵子・石田恵子・
コール・ウィンドミル
私達はコールあじさいとして活動してきましたが、この度「コール・ウィンドミル」、風車という意味の団体名に変わりました。風車は北栄町のシンボルです。新しい風を受けながらどんどん回り、前進していく合唱団でありつづけたいと思います。今日は皆で一つの大きな風車となり、さわやかな風を歌声に乗せて届けたいと思います。
指揮:西岡恵子 ピアノ:稲毛麻紀
sp/遠藤美佐保・出水里奈・中嶋絵美・松本三千衣・山口順子・吉田美保
msp/伊藤千江美・井上幸子・井上励子・岡本陽子・幸田修子・隅啓子・日野秧子・山本由香里
alt/畔田敏子・井谷初美・河本美鈴 白髪治子・田口啓子・長谷川飛鳥・日信葉子・松本悦子・吉田美智子
コーラスはわい
生涯学習の一環として生まれたコーラス・サークルは、歌い続けて平成と共に歩んでいます。毎週1回の楽しい練習で腹の底から声を出し、36名の仲間と支え合い響き合う歌声を求めています。活動は近くにある福祉施設を慰問したり、町の行事に参加するなど、地元とのつながりを大切にしています。
指揮:小谷敏彦 ピアノ:幸本美由紀
sp/筏津富美子・森上知恵子・矢野幸子・秋田読子・松岡昭代・浜本郁子・福本富美子・山下和子・中井光子・岩本雪美・尾崎充代・山下美代子・但馬麻美枝・広瀬民栄・魚住栄子・藤田啓子
alt/井木京子・梅田照子・村上浩子・松田頼子・景弓子・大前佑子・池本寿美子・浦木伊都子・増田美津代・前川須賀子・国田美喜江・松井千鶴子・杉本允子・牧田正子・新川玲子
ten/秋久正昭・若木正一・濱口範彦
bass/中本曙美・米増祐一
倉吉女声合唱団
25年目を迎える女声合唱団です。子供たちが小学生だった頃のPTAコーラスから生まれた団体です。メンバーも色々変わりましたが、今日までつながっています。「アザレアのまち音楽祭」には、毎年参加させていただき、皆張り切っております。全国に通じる「県おかあさんコーラス大会」には最初から参加しています。もう一つ毎年県の「おかあさんコーラス大会」に参加し、発表の場とさせていただいています。この秋には、25周年演奏会を計画し、がんばって行こうと話し合っています。
(練習日/週1回木曜日、19:40〜 堺町3丁目 ヤマハ音楽教室2階)
指揮:生原幸枝 ピアノ:足立紘子
sp/尾崎玲子・河本真優美・富盛美幸・松田弘子・山崎和子・山本よしみ
msp/磯江貴美子・伊東直美・河本弥生・佐伯典子・佐々木邦子・永田仁枝・松田洋子・三好春絵・村尾規子・森下玲子・森脇三晴・山田辰子・酒井千代美
alt/伊東順子・小谷順子・坂田逵子・佐々木道子・田村繁子・山下順子・山下満恵
混声合唱団「みお」
混声合唱団「みお」は、結成32年目を迎えます。メンバーの入れ替えがありますが一期一会ハーモニーを大切にしています。山口県で開かれる秋の国民文化祭に向け、団員一同新しい気持ちで取り組んでいます。
指揮:山田衛生 ピアノ:中橋芳恵
sp/足羽敬子・池原敦子・大月和子・小椋黎子・佐々木美由喜・竺原由紀子・清水史枝・鈴木百百子・三津国のぶ子・山田峰子・小畑万知子・入江泰子・池原敦子
alt/伊藤寿美枝・佐々木羊子・永見弘栄・中村由美・宮脇洋子・松本愛子・湯本久美・浜路叔子
ten/小川弘二・尾崎正己・河原拓・小松豊・里田晴穂
bass/中原正・牧田剛寿・波田野頌二郎
【ご紹介】
合唱の祭典(中部地区合唱団による)
アザレアのまち音楽祭のフィナーレを飾るのは、地元合唱団による合唱の祭典です。今年の合唱は6団体の出演です。実に残念なのは、三朝町の「コールげんげ」が解散して参加できないことです。その原因は、指導者の山本喜三先生が寄る年波に勝てず引退されるからですが、指導者不足は深刻です。小学校・中学校には音楽の専門家が勤務していますので、音楽の先生方に参加していただくのがベストです。しかし、地域の文化活動に参加できる職場環境が出来ていない現実があります。それでも、現職の先生が指導されている「コーラス・ハワイ」や「倉吉女声合唱団」がありますが、それ以上が中々望めない状況にあります。優れた音楽教師のOB指導者もありますが、できるだけ現職の音楽教師の参加が望まれます。公務員である教師が、折角専門的な力量を持ち合わせている方々の、地域社会のために貢献する活動が蔑ろにされて良いはずはありません。指導者を複数にして負担を軽減させるなどの工夫が、今後の課題だと思います。
ところで、昨年かつて無い高みを見せてくれた「コールあじさい」は、指導者を一新して「コール・ウィンドミル」(風車)として、再出発されることになりました。どんなコーラスを聴かせていただけるものかと楽しみです。
佐々木真由美ソプラノ・コンサート(鳥取オペラ協会)
佐々木真由美さんのソプラノに初めて出会ったのは、鳥取県声楽オーディションで予選を通過した時です。その歌声は、何のてらいも媚びた様子も無い無垢な表情を持っていました。今思えば、それは成長の途中だった為かもしれません。ピッチの不安定さが気になったり、フレーズの捕らえ方に違和感を覚えたりしたものです。しかし、そんな事を全て凌駕して聴くものを魅惑したのは、なんと言っても美しい声、美しく弧を描くディナミークの快感、そして若々しい音楽の裸身が魅力にあふれていたのです。その後、本選では「落葉松」のロマンティシズムを瑞々しく美しいヴィヴラートで見事に歌い、ドニゼッティのアリアを抑揚の効いたダイナミズムで歌い上げ、審査員特別奨励賞を受賞したのです。
その後、鳥取オペラ協会に参加し、昨年度はモーツァルトの「バスティアンとバスティエンヌ」のバスティエンヌを歌い、可憐でしたたかさを持った役柄を演じきったのが強く印象に残っています。今年の1月、百花堂の新年会のコンサートに登場し、「椿姫」を奔放な生き様のトラビアータ(椿姫の原題/身を持ち崩した女の意味)として歌い、臨席の美術家達をおどろかせました。今、正に旬に向かってスタートを切った佐々木真由美さんにご期待ください。