佐々木まゆみソプラノ･コンサート
2007年5月23日（水） プレゼンター：創新会(萬治医院)
ピアノ／中橋芳恵
会場：倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後７：３０ ７００円
【プログラム】
第一部
① お行き、幸せなバラよ(ベッリー二作曲)
② もしも粉屋の娘がお望みなら
③ 私の偶像よ(ロッシーニ作曲)
④ 約束
⑤ 待ちぼうけ(北原白秋作詞／山田耕作作曲)
⑥ 瞳(薩摩忠作詞／小林秀雄作曲)
⑦ すてきな春に(肇陽作詞／小林秀雄作曲)
第二部
①４つのリスペット(ヴォルフ・フェラーリ作曲)
Ⅰ 樹木のない緑の小さな草原は
Ⅱ 私はあなたにたくさんの挨拶を送ります
Ⅲ あなたを捨てるなんてあり得ない
Ⅳ これ程ため息をするなんて知らなかった
②春よ！(ティリンデッリ作曲)
③ オペラ”連隊の娘”より (ドニゼッティ作曲)
「誰もが言うわ」
④ オペラ”連隊の娘”より(ドニゼッティ作曲)
「あの眼差しに騎士は」
⑤ オペラ”ランメルモールのルチア”より(ドニゼッティ作曲)
「あたりは沈黙につつまれて」
【プロフィール】
佐々木真由美(ささき まゆみ)
昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学声楽専攻科を主席で修了。終了時学長賞受賞。2002年、東成学園オペラ「夢遊病の娘」合唱出演、メサイア合唱出演。2003年鳥取県声楽オーディションにて審査員特別奨励賞受賞。2004年鳥取県出身アーチストによるコンサート出演、同年鳥取県総合芸術文化祭オペラ公演「ポラーノの広場」村人役。2005年鳥取オペラ協会ニューイヤー・オペラ・ガラ・コンサート出演。昨年度のアザレアのまち音楽祭ファイナルコンサートにソリストとして登場し、圧倒的な好評を得た。これまで生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代の各氏に師事。現在は平野弘子氏に師事。鳥取オペラ協会会員。
中橋芳恵(なかばしよしえ)
琴浦町在住。国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。東京ミュージック＆メディアアーツ尚美ディプロマコースピアノ学科修了。ピアノを三富二葉、和久利幹子、故ウラジミール竹之内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。国立音大講習会において小原孝氏の指導を受ける。現在は後進の指導にあたる傍ら、ソロや様々な伴奏など演奏活動を幅広く行っている。
【ご案内】
待望久しかった大型新人「佐々木まゆみ氏」が、満を持してアザレア・サロンに登場します。音楽大学在学中からその歌唱力は注目され、卒業と同時に倉吉に帰郷し、その年の鳥取県声楽オーディションで入選した逸材です。鳥取オペラ協会の公演「ポラーノの広場」(2004)にコーラスとして登場し、それ以後毎年のオペラ公演に参加しています。一昨年の「バスティアンとバスティエンヌ」(モーツァルト)では、初めて主役を演じ、可憐な少女を見事に演じています。昨年は、アザレアのまち音楽祭のファイナル・コンサートのソリストとして抜擢され、倉吉未来中心大ホールを揺るがすスケールの大きな歌唱力が高く評価されました。今回は、サロン・コンサートへ登場しますが、サロンという小さな空間では、大変シビアな表現力が問われます。オペラ・アリアを大ホールで歌うこととは異なって、微妙な感情表現が必要となります。佐々木氏のサロン挑戦が、新しい可能性を見せてくれるものと期待しています。
