近藤治子ソプラノ・コンサート
2007年5月24日(木) プレゼンター: 優勢印刷(有)
ピアノ/山下勝
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30 700円
【プログラム】
第一部
〔1〕金子みすずの詩による童謡歌曲集「ほしとたんぽぽ」より(中田喜直作曲)
@つゆ Aこだまでしょうか Bわたしとことりとすずと Cわらい Dほしとたんぽぽ
〔2〕「愛する歌」より(やなせたかし作詞/木下牧子作曲)
@誰かがちいさなベルをおす Aロマンチストの豚 Bさびしいカシの木
〔3〕桐の花(三好達治作詞/中田喜直作曲)
〔4〕「風に寄せて歌える春の歌」から(三木露風作詞/山田耕筰作曲)
君がため織る綾錦
第二部
〔5〕オペラ「トゥーランドット」より(プッチーニ作曲)
お聞き下さい王子様
〔6〕オペラ「リタ」より(ドニゼッティ作曲)
この清潔で愛らしい宿よ
〔7〕オペラ「ロミオとジュリエット」より(グノー作曲)
私は生きたいの
【プロフィール】
近藤治子(ソプラノ)
国立音楽大学卒業。クラシック音楽集団CARACALLA主宰。ソロリサイタル7回。岐阜県内外の演奏会に多数出演。プロデューサーとして岐阜護国神社野外音楽祭、HIDA・MINO交流音楽祭、岐阜県幼児音楽鑑賞教室等を手がける。アザレアのまち音楽祭へは三度目の登場となる。現在、大垣女子短大・岐阜聖徳学園大学各非常勤講師。
山下 勝(ピアノ)
愛知県立芸術大学卒業、同大学院終了、ミュンヘン音楽大学留学。アメリカ、スノーバードでの音楽祭に参加。リサイタルや公開レッスンを行う。ピアノトリオ・エウロスのメンバーとして定期公演を行っている。声楽・器楽の伴奏者として東海地方を中心に活躍。現在、名古屋芸術大学・金城学院大学各非常勤講師。
【ご案内】
近藤治子氏は、岐阜県在住のソプラノ歌手です。近藤氏のお弟子さんが県内に在住されており、縁あってアザレアのまち音楽祭と交流を重ねています。14〜15年前にHIDA・MINO交流音楽祭にお招きいただき、アザレアのまち音楽祭の話をさせていただいたのが最初の交流です。その折、様々なご指導をいただき、「鳥取県の音楽家たちコンサート」のきっかけとなり、また鳥取オペラ協会の活動の指針を頂いたりしたものです。
アザレアのまち音楽祭へは、今回が三度目の登場となります。先回は倉吉未来中心開館記念の第19回の音楽祭であり、未来中心小ホールの響き素晴らしさを知らしめた素晴らしいコンサートであったと、今でも語り草になっています。今回、記念すべき第25回のアザレアのまち音楽祭を迎えるに当って、ぜひとも招聘したいと実行委員会の全会一致でお呼びする事になりました。
近藤氏の歌声は、コロラトゥーラと呼ばれる高音域の美しさが際立つものであり、サロンで聴く「気波動」の醍醐味を満喫していただけるものです。また、日本歌曲でのたおやかな表現力は、近藤氏独自の世界であり、明瞭な言葉とつややかなメロディー線が聴くものの心を酔わせる事でしょう。