杉山清香クラリネット・コンサート
2007年6月6日(水) プレゼンター:新田内科クリニック
ピアノ/古川浩美
会場:倉吉信用金庫ホール
午後7:30 700円
【プログラム】
第一部
@ロマンス(マリア・エリザベート作曲)
Aクラリネット・ソナタ 変ロ長調 (フランツ・ダンツィ作曲)
第二部
@アンダンテ・カンタービレ(P.I.チャイコフスキー作曲/星野正編曲)
Aロンディーノ(ベートーヴェンの主題による)(F.クライスラー作曲/藤家虹二編曲)
B小犬のワルツ(F.ショパン/藤家虹二編曲)
Cクラリネット・ソナタ 変ホ長調より 第二楽章「牧歌」
(フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ作曲)
Dチャルダーシュ (V.モンティ作曲/星野正編曲)
【プロフィール】
杉山 清香
県立米子東高等学校普通科を経て、島根大学教育学部特音課程(管弦打楽器専攻)卒業。クラリネットを手塚実、村瀬二郎、浜中浩一の各氏に師事。大学在学中より演奏活動を始める。2002年ミンクス室内オーケストラとモーツァルトのクラリネット協奏曲、2007年「鷲見三郎顕章事業・澤クァルテット」とモーツァルトのクラリネット五重奏曲で共演し好評を得る。「鳥取県の音楽家たちコンサート」、浜中浩一門下生による「音楽の愉しみコンサート」(大阪)他、多数出演。また、自主コンサート「音楽空間コンサート」は第10回を数えている。ミンクス室内オーケストラ、米子管弦楽団団員。現在ヤマハポピュラーミュージックスクール、NHK文化センター講師。杉山清香音楽教室主宰。米子市在住。
【ご案内】
今回、満を持して登場する杉山清香氏は、初めてのサロン・コンサートとなります。杉山氏はこれまでアザレア室内オーケストラのクラリネット奏者として、毎年の公演に参加し、時にはソロを聴かせて頂いたりして、聴衆にはすっかりお馴染みの方です。特に、ミンクス室内オーケストラと共演したモーツァルトのクラリネット協奏曲は、杉山氏の個性が光る演奏であり、その清楚な音色と奇をてらわない素直な音楽表現が聴衆の心を捉えるものでした。その実績で、県を代表する演奏家が集う「鳥取県の音楽家たちコンサート」に出演され、ソロの素晴らしさを改めて知らしめました。また、一昨年公演された、鳥取県縁のプロ集団による「祝祭オーケストラ鳥取」のメンバーに選ばれ、プロとしての活動にも参加されています。更に、今年の3月には、クラリネット奏者にとって魅力的な室内楽のチャンスに恵まれました。それは、日本を代表する「澤カルテット」とタッグを組んでモーツァルトの「クラリネット五重奏」に挑戦した事です。望んで出来るものではないこのチャンスに、最もやりがいのある曲に挑み、これまでにない高みを体験した事の意味は、演奏家にとって宝物となるでしょう。今回のサロン・コンサートへの登場は、正に旬を迎えた杉山氏の真骨頂が聴かせていただけるものと期待しています。