平野弘子ソプラノ・コンサート
2008年6月15日(日) プレゼンター: ルネックス
ピアノ/幸野紀子
倉吉交流プラザ視聴覚ホール 午後2:00 700円
【プログラム】
【第一部】
シューベルトの歌曲より
1 至福
2 君こそは憩い
3 ばらのリボン
4 楽によす
5 ます
6 万霊節
7 あした
8 献呈
【第二部】
1 この道(北原白秋作詞/山田耕筰作曲)
2 野ばら (三木露風作詞/山田耕筰作曲)
3 燕(つばくらめ) (三木露風作詞/山田耕筰作曲)
4 「海と山のうた」より「馬車」(三好達治/高田三郎作曲)
5 行々子(よしきり)(清水重道/信時潔作曲)
6 少年(三好達治作詞/諸井三郎作曲)
7 お菓子と娘(西条八十作詞/團伊玖麿作曲)
8 飛騨高原の春岩間純作詞/小林秀雄作曲
【ソリスト・プロフィール】
平野弘子(ひらのひろこ)
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同年、NHK声楽オーディション合格。1969〜1972年ジュリアード音楽院H.J.ハインツ氏に師事。帰国後鳥取市に在住。以来、ソロ・リサイタル、ジョイント・コンサートなど多種のコンサートに出演。1998年からアザレアのまち音楽祭、鳥取県の音楽家たちコンサート及び山陰の名手たちコンサートに継続出演。2004年カウベルホール・ニューイヤー・コンサートでヨハン・シュトラウス・アンサンブルと共演。鳥取及び倉吉 百花堂声楽教室、コールおもかげ等、後進の育成指導を続けている。鳥取市文化賞受賞。日本演奏連盟、日本声楽発声学会、鳥取ゾリステン会員、鳥取オペラ協会理事。
幸野紀子
大阪音楽大学音楽学部声楽科、及び器楽科ピアノ専攻卒業。ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科留学。日本モーツアルト音楽コンクールピアノ伴奏部門入賞。ウィーンにてリサイタル開催他、ドイツ・スペイン・ブラジル等で音楽会に出演。日本に於いても、声楽や器楽の伴奏者として活躍中。声楽を平山勝、浦山弘三、ピアノを梅本俊和、土田晴子、ノーマン・シュトラー、ヘルムート・ドイチュの各氏に師事。現在、神戸女学院大学、甲南女子大学講師。神戸声楽科協会、西宮音楽家協会会員。
〜ご 案 内〜
【平野弘子ソプラノ・コンサート】
誰よりも、音楽人が敬愛する「平野弘子」先生が、今年も登場します。アザレアのまち音楽祭では、何時までも継続してご出演願うことを決めています。つまり、音楽祭の継続演奏家なのです。昨年の秋、松江のプラバホールに米寿を越えられた「森山俊雄先生」が登場され、その健在ぶりにびっくりしましたが、平野先生には白寿まで頑張っていただきたいものです。声楽の命は、演奏家自身の肉体ですので、年を取れば徐々に衰退するものです。ところが、平野先生の声は何時までも若々しく、特に近年は、ちょっと前と比べて、若さが感じられる歌声に若返っています。自分自身に厳しい試練を課しての努力が、若さの秘密かも知れません。50歳代を過ぎると、音域のバランスや音質のバランスを崩してしまう方が多い中で、平野先生の響きの安定した歌唱力は、珠玉の歌声です。これは、声楽を志すものにとっては、まさに希望の星です。どうぞ、お楽しみ下さい。