光長真理恵ソプラノ・コンサート
2008年6月18日(水) プレゼンター: 森脇クリニック
ピアノ/面谷真理子
倉吉交流プラザ視聴覚ホール 午後7:30 700円
【プログラム】
【第一部】
1.舟唄(片戀) :北原白秋 詩、團伊久磨 作曲
2.悲歌 :尼崎安四 詩、猪本隆 作曲
3.わかれ道 :きねたるみ 詩、猪本隆 作曲
4.さようならのはじまり :鶴岡千代子 詩、小林 秀雄 作曲
その他
【第二部】
1.パリの空の下
2.ラ・ボエーム
3.フルフル
4.ドミノ
その他
【ソリスト・プロフィール】
光長真理恵(みつながまりえ)
同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。声楽を森山俊雄、今城淳行、内藤千津子の各氏に師事。京都音楽家クラブ新人演奏会、同大学頌啓会コンサート、鳥取県の音楽家たちコンサートに出演。アザレアのまち音楽祭、境港シンフォニーガーデン等では毎年出演し、日本歌曲、フランス歌曲、シャンソン等、幅広いレパートリーで好評を得ている。中浜コーラス、思ひ出を歌う会、福生西ドレミファサークルを指導。女声合唱団・沙羅に所属。西部演奏家クラブ会員。
面谷真理子(おもたにまりえ)
神戸女学院大学音楽学部(ピアノ専攻)卒業。大阪フィルのメンバーとモーツァルト・ピアノ協奏曲を共演。その他数回のジョイント・リサイタル、高垣純作品発表リサイタル等にて演奏。ザルツブルグ国際アカデミーに参加。境港市に在住し、後進の指導に当たっている。境港市民合唱団ハーフェンコール伴奏者。ピアノの会「クレス」代表。
〜ご 案 内〜
【光長真理恵ソプラノ・コンサート】
光長真理恵さんは、境港市在住のソプラノ歌手です。この音楽祭の中でも最古参のお一人であり、最も人気の高い演奏家の一人です。倉吉の街にも、ファンが沢山出来ており、毎年の音楽祭に欠かせない演奏家です。光長真理恵さんの音楽作りの凄さは、その豊かな表現力にあります。若い演奏家の方には、是非とも聴いて頂き、歌うとは「如何にうったう(訴える)」のかを目の当たりにしていただきたいほどです。今回のプログラムは、前半が日本歌曲であり、その言葉の美しさが堪能していただけます。また、後半は、光長さんの真骨頂とも言うべき品格の漂うシャンソンを聴かせて頂けます。いつも申し上げますが、シャンソン自体が持っているメロディ線の美しい流れをそのままに、決して崩すことなく、凛として表現されるその力量の高さに、心動かさ、毎回驚愕する自分を感じさせてくれます。光長さんがうたう、歌の佇まいには、何気ない、ふとした表情の中に、聴く者のこころを揺する風が吹いています。その風を感じる事だけで、聴くものは幸福感を感じるのです。こころをお洒落にし、想いが緩やかに揺れるコンサートを、どうぞお楽しみ下さい。