辺見康孝ヴァイオリン・コンサート
2008年6月21日(土) プレゼンター: ますだ耳鼻科医院
〜ハープと綴る夜のうた〜
ハープ/松村多嘉代
倉吉博物館玄関ホール 午後7:30 700円
【プログラム】
1 フォーレ ドリー組曲より子守歌
2 ギャレ ノクチュルヌ
3 ケージ ノクターン
4 サルツェド 夜の歌
5 シューベルト セレナーデ
6 シューマン トロイメライ
7 メンデルスゾーン 無言歌集より夢
8 サティ/武満 星たちの息子
9 森田泰之進 蝶々の夢
10 ドビュッシー 夢
11 イベール アントラクト
12 アンドレス ゼルビーナ
【ソリスト・プロフィール】
辺見康孝(へんみやすたか)
島根大学教育学部特音課程、同大学院修了。ヴァイオリンを西上史子、知念辰朗等の各氏に師事。これまでに日本はもとよりベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、オーストラリア、アメリカ合衆国、南アフリカ共和国、韓国で演奏活動を行っており、様々な国際音楽祭にも招待されている。2004年、メガ・ディスク(ベルギー)からヴァイオリン・ソロ曲を集めたCDがリリースされた。現在はソロ活動の他、現代音楽アンサンブル“ネクスト・マッシュルーム・プロモーション”(大阪)、松村多嘉代氏(ハープ)とのデュオなど松江市に本拠を置きながら世界各地で演奏活動を行っている。
松村多嘉代(まつむらたかよ)
相愛音楽教室、相愛高等学校音楽科を経て相愛大学音楽学部ピアノ専攻卒業。フランス・ニース国際音楽アカデミー、京都フランス音楽アカデミー等のマスタークラスを受講し研鑽を積む。現在フリーランスハーピストとして、ソロ、オーケストラなど国内外で活躍するほか、妹 松村衣里とハープ2台によるデュオ・ファルファーレ(イタリア語で蝶々)やヴァイオリニスト辺見康孝氏とのデュオなど意欲的な演奏活動を行っている。日本ハープ協会関西支部役員、ファルファーレ音楽院代表。
〜ご 案 内〜
【辺見康孝ヴァイオリン・コンサート】
辺見康孝さんのヴァイオリンは、アザレアのまち音楽祭の看板になっています。これほど情感豊かに、そして艶やかに演奏できるプレイヤーは、そうそう存在しません。昨年度からハープの松村嘉代さんとコンビを組んで、魅力的なコンサートを展開しています。昨年のみささ音楽祭では、吟遊詩人タンホイザーが持つようなハンディタイプの竪琴で松村さんの伴奏し、それにのってヴァイオリン演奏しながらの登場は、聴衆を沸かせました。観客をとことん楽しませるエンターテイメントは、辺見氏の真骨頂です。確実なテクニックに支えられた小品の数々は正に絶品です。そして、倉吉博物館という環境の中で、存分にヴァイオリン音楽を、ハープの風をお楽しみ下さい。