佐々木まゆみソプラノ・コンサート
2008年6月24日(火) プレゼンター: 創新会
ピアノ/中橋芳恵
倉吉交流プラザ視聴覚ホール 午後7:30 700円
【プログラム】
【第一部】
(1)アヴェヴェルムコルプス/モーツァルト
(2)アヴェ・マリア/カッチーニ
(3)アヴェ・マリア/バッハ=グノー
(4)アヴェマリア/マスカーニ
(5)モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」/
モーツァルト 1 喜べ、その喜びをあらわせ
2 聖処女の冠よ
3 アレルヤ
【第二部】
(1)ああ愛するひとの/ドナウディ
(2)雲雀のように/ドナウディ
(3)どうか吹いておくれ/ドナウディ
(4)かぎりなく優雅な絵姿/ドナウディ
(5)春の声/ヨハン・シュトラウス
(6)オペラ「リゴレット」より/ヴェルディ
慕わしき人の名は
(7)オペラ「ラ・ボエーム」より/プッチーニ ムゼッタのワルツ
【ソリスト・プロフィール 】
佐々木真由美(ささき まゆみ)
昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学音楽専攻科声楽学科首席修了。修了時に学長賞受賞。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代の各氏に師事。2002年、東成学園オペラ『夢遊病の娘』合唱出演、メサイア合唱出演。2003年鳥取県声楽オーディションにて審査員特別奨励賞受賞。2004年奈良にて「トスティに捧げる歌曲コンサート」出演、「鳥取県出身アーティストによるコンサート」出演、鳥取県総合芸術文化祭オペラ「ポラーノの広場」村人役。2005年鳥取オペラ協会ニューイヤーオペラガラコンサート出演。鳥取オペラ新人公演「バスティアンとバスティアンヌ」にてバスティアンヌ役を好演。2006年第二回声楽オーディションにて優秀賞受賞、アザレアのまち音楽祭ファイナルコンサート、鳥取オペラ公演「コシ・ファン・トゥッテ」合唱出演、山陰の名手たちコンサート出演、こどもの楽園コンサート出演。現在平野弘子氏に師事。鳥取オペラ協会会員。
中橋芳恵(なかばしよしえ)
琴浦町在住。国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコースピアノ学科修了。ピアノを三富二葉、和久利幹子、故ウラジミール竹之内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。国立音大講習会において小原孝氏の指導を受ける。現在は後進の指導にあたる傍ら、ソロや様々な伴奏など演奏活動を幅広く行っている。
〜ご 案 内〜
【佐々木まゆみソプラノ・コンサート】
佐々木まゆみさんは、倉吉市在住のソプラノ歌手です。2006年のアザレアのまち音楽祭ファイナル・コンサートのソリストで音楽祭デビューを果たし、2007年にはサロンに登場して、その魅力の程を披露しました。今回は昨年に続いて二回目のサロン・コンサートになります。佐々木さんが倉吉の聴衆に愛され、コンサートのアンコールがあるには、それなりの理由があります。その魅力の第一は天与の声があるということです。初めて佐々木さんの声に出会った頃は、原石が磨かれた形跡が僅かに見える程度でしたが、近年の佐々木さんは、原石が磨かれて宝石の様相を呈し始めたことです。専門的に言えば、テクニックの進化に、内面が追いつきだした事を意味します。ですから、美しい声にうっとりするだけでなく、なにか大きな力でこころが揺さぶられるようになっているのです。これは、大変な成長であり、プロフェッショナルとしての力量が確実に身に付いている証でもあります。 今回のサロンは、佐々木さんの個性にあったプログラミングがなされています。サロンという小さな空間では、その特性を生かした歌唱が要求されます。そんな意味でも、今年は二度目であり、その進化の具合が期待されます。美しい声と声量に恵まれた、久々の大型新人です。どうぞご期待ください。 唯ただ、聴くだけで楽しめるコンサートになりそうです。どうぞ、お出掛け下さい。