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指揮者ぶんらく

アザレアのまち音楽祭2009





アザレアのまち音楽祭 2009 公演記録


尾前加寿子ソプラノ・コンサート

プレゼンター:篤志の会

2009年6月5日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円


プログラム

第一部

@もののけ姫(宮崎駿作詞/久石譲作曲)
A世界の約束(谷川俊太郎作詞/木村弓作曲/今村康編曲)
B君をのせて(宮崎駿作詞/久石譲作曲/富澤裕編曲)
C海のおかあさん(覚和歌子・宮崎駿作詞/久石譲作曲)
Dホール・ニュー・ワールド(湯川れい子作詞/A.メンケン作曲)
Eいつか王子さまが(Larty Mcrey/海野洋司訳詩/Frank Churchil)
Fビビディ・バビディ・ブー
 (Terry Livingston作詞/音羽たかし訳詩/M.David/A.Hoffman作曲)

第2部

@「サウンド・オブ・ミュージック」より「ドレミの歌」
(オスカー・ハマー・シュタイン二世作詞/ペギー葉山訳詩/リチャード・ロジャース作曲)
A「キャッツ」より「メモリー」(トレバー・ナン−T.S.エリオット作詞/浅利慶太訳詩/アンドリュー・ロイド・ウエッバー作曲)
B「オズの魔法使い」より「虹のかなたに」
(E.Y.ハーバーグ作詞/山梨竜一郎訳詩/ハロルド・アーレン作曲/横山潤子編曲)
C「ウエストサイド物語」より「トゥナイト」
(スティーブン・ソンディム作詞/レナード・バーンシュタイン作曲)
D「ポラーノの広場」より「夜の湿気と風が」(宮沢賢治・中村敬一作詞/新倉健作曲)
E「夕鶴」より「私の大事な与ひょう」(木下順二作詞/團伊玖磨作曲)


ソリスト・プロフィール

 尾前加寿子(おまえ かずこ)

 作陽音楽大学声楽科卒業。モーツァルテウム音楽院(オーストリア)にて学ぶ。坂本朱美、ルドルフ・クノール、村田健司、飯田純子、平野弘子の各氏に師事。1991年、帰国記念リサイタル後、リサイタル2回。1996年、モーツァルト「レクイエム」ソリスト(米子公演)、鳥取オペラ研究会公演「河童譚」「子うさぎましろのお話し」、1998年アザレアのまち音楽祭、鳥取オペラ協会公演「フィガロの結婚」にスザンナ役、2000年「魔笛」公演ではパミーナ役で好演する。国民文化祭とっとり2002オペラ「ポラーノの広場」公演でロザーロ役、2006年の「コシ・ファン・トゥッテ」でフィオルディリージ役、2008年「イソップオペラ三部作」では、「金の斧・銀の斧」で水の精を歌う。鳥取県の音楽家たちコンサート出演。現在みずばしょうコーラス、のぞみ会ミルフィーユ指揮者。鳥取ゾリステン、鳥取オペラ協会会員。

 岩本真由子(いわもと まゆこ)Piano

 武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。市田儀一郎、西川妙子、笠間春子、岡野寿子、丸山淑子の各氏に師事。ソロの他、器楽、声楽などの伴奏活動を積む。現在、鳥取女声合唱団、のぞみ会ミルフィーコ・ピアニスト。移動わらべ館歌唱推進員。鳥取ゾリステン会員。


ご案内

 尾前さんほど端正で美しい響きを携えた人は、滅多にいるものではないと感じています。決して技巧に走らず、正攻法で音楽を極めようとしている姿勢に、好感を抱いています。その最もよい例が、かつて国文祭で上演した「ポラーノの広場」で歌った「夜の湿気と風が」に代表されるでしょう。あの現代音楽の書法で書かれた難しい曲を、冷徹なまでに研ぎ澄まされた歌唱として歌うには、並大抵の才能では無理なはずです。今回も、プログラムの中に入っていますので、大いに楽しみです。
 今回のプログラムは、聴衆にお馴染みの曲がずらりと並び、サロンを柔らかで楽しい雰囲気のくつろぎ空間を作り出していただけるでしょう。映画音楽からミュージカル・ナンバーへ、そして最後にオペラのアリアを配置した、最高に楽しめるものです。どうぞお楽しみ下さい。



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