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指揮者ぶんらく

アザレアのまち音楽祭2009





アザレアのまち音楽祭 2009 公演記録


小椋美香子ソプラノ・コンサート

プレゼンター:中井脩(株)倉吉店+mondoデザイン工房

2009年6月17日(水)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円


プログラム

第一部

@狩りのカンタータ BWV208〜羊は安らかに草をはむ(J.S.バッハ作曲)
Aコーヒーカンタータ BWV211〜ええ、コーヒーのおいしさったら(J.S.バッハ作曲)
Bモテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」 K165(W.A.モーツアルト作曲)

第二部

私と小鳥と鈴と〜金子みすゞの詩による童話集より(金子みすゞ作詞/伊藤康英作曲)
@不思議
A石ころ
B私と小鳥と鈴と
C雀のかあさん
Dお魚
E大漁
Fこのみち
G喜歌劇<こうもり>より クプレ「いなか娘を演じるには」(J.シュトラウス作曲)
H喜歌劇<パガニーニ>より愛は地上の天国(F.レハール作曲)


ソリスト・プロフィール

 小椋 美香子(おぐら みかこ)

 作陽音楽大学声楽科卒業。同大学専攻科修了。在学中からオペラマイスタークラスに在籍し、研究生課程を修了。船瀬幸子、西内玲、フォルカ・レニッケ、小松英典、吉田旅人、平野弘子の各氏に師事。オペラには「コジ・ファン・トウッテ」にフィオルディリージ役、「フィガロの結婚」にはスザンナ役、「魔笛」ではパパゲーナ役で出演している。再演の「フィガロの結婚」で再びスザンナ役を歌い、大成功を収めた。国民文化祭とっとり2002オペラ「ポラーノの広場」公演で床屋の親方役を歌って好評を得る。2003年「ドン・ジョヴァンニ」、2004年「アマールと夜の訪問者」に出演。2005年10月に再演した「コジ・ファン・トウッテ」ではデスピーナ役で出演、好評を得る。2008年「イソップオペラ三部作」では羊飼い役で出演。2006年から華道家の伊藤喜秀氏と共に、花と歌のアフタヌーンコンサート開催。日野川合唱フェスティバルにも初回から連続して出演、ゲストコンサートを行う。エレクトーン奏者の寺崎淑子氏との童謡コンサートも今年で10年を迎える。わらべ館、童謡・唱歌推進員。鳥取オペラ協会会員。

 稲毛麻紀(いなげ まき)Piano

 武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬、A・ウェーバージンケ、西川秀人の各氏に師事。これまで、アザレアのまち音楽祭のサロンコンサートやオープニング・コンサートのピアノコンチェルト等に出演。現在、わらべ館童謡唱歌推進委員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。こーらす萌の会、コール・ウィンドミル、鳥取オペラ協会ピアニスト。


ご案内

 小椋美香子さんは、鳥取オペラ協会の歌い手として、なくてはならない存在のお一人です。なんといってもその演技力は群を抜いていますし、歌唱のキャラクター作りがお得意です。鳥取オペラ協会が開催したこの十年の出し物に、すべて参加され、その実力は高く評価されています。
 近年、小椋さんは米子市内の小さなコンサートで、歌曲を歌っておられますが、今回のサロン・コンサートでは、教会音楽と日本の歌曲、そして最後にお得意のオペレッタというプログラム趣向です。小さな空間でのコンサートは、声楽家にとって決して楽なものではなく、大ホールでの歌唱より、むしろ難しいといえます。そんな難題に幾度となく挑戦し、その力量を高めておいでなのが小椋さんなのです。今回のプログラムの中に、金子みすゞの詩による童話集がありますが、この曲をどのように聴かせることが出来るかが、これまでの集大成となるでしょう。どうぞご期待ください。



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