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倉吉「アザレアのまち音楽祭」の楽しみ方 オフィシャル メールマガジン
第49号 2010.9.2発行





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 AZALEA MUSIC FESTIVAL 2010
   倉吉「アザレアのまち音楽祭」の楽しみ方 オフィシャル メールマガジン
            第49号 2010.9.2発行
           http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/
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★ 目次
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01: アザレアのまち音楽祭2011企画実行委員会始動!
02: 新人事務局員がゆく 第6回
編集後記 
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★ 01: アザレアのまち音楽祭2011企画実行委員会始動!
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去る8月20日(金)、倉吉市勤労青少年ホームにて
アザレアのまち音楽祭2011第1回企画実行委員会を開催しました。
まず、アザレアのまち音楽祭の基本理念・使命について再確認し、
来年の音楽祭をより素晴らしいものにするべく、各活動の担当者決定、
企画概要や出演者依頼、コンサートスケジュールなどの提案、
検討などを行いました。
☆詳細はアザレアのまち音楽祭HP、企画実行委員会報告のページに
掲載しております。
(http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/iinkaihoukoku.htm)

また、2010年11月23日(祝)、28日(日)に開催する
「山陰の名手たちコンサート2010」の出演者最終決定報告、
12月12日(日)に開催する「小谷郁美ピアノリサイタル」の
準備進捗報告も行いました。
アザレアのまち音楽祭企画実行委員会では
月例コンサートという秋・初冬の楽しみもご用意しています。
山陰の名手たちコンサートについては詳細が決定次第、
ここでもいち早くお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに。
深まる秋、美しい音楽でみなさまのお越しをお待ちしております!

☆「小谷郁美ピアノリサイタル」の詳細は
アザレアのまち音楽祭ホームページ
「リサイタルシリーズ2010」のページ
(http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/risaitaru10.htm)
からどうぞ。
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★ 02:  新人事務局員がゆく 第6回
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美しい音楽の余韻に浸りながら、キーを打っております。
そう、前々からここで申し上げていた通り、
8月29日(日)に鳥取市民会館で開催された
オペラ「フィガロの結婚」を観に行きました!
しかしこのオペラは上演時間3時間もの大作。
レポートを書いていたらとっても長くなってしまいました。
そこで、今回は1幕と2幕のレポートをお届けします。

*  *  *

8月29日(日)、午後1時。
全席自由ということもあり、開場時間前のロビーには
長蛇の列ができていました。
その中に混じって、開場とともによさそうな席を目指しましたが…
舞台全体がよく見えるであろう中央の席はあっという間に埋まり、
とりあえず一階の右側、舞台とオーケストラがよく見える
前方の席を確保しました。

開演時間、指揮者の松岡さんがスポットライトとともに現れ、
ミンクス室内オーケストラとともに拍手を受けます。
そして演奏されるフィガロの結婚序曲。否応なしに高まる期待とともに、
舞台の幕は上がりました。


【結婚を控えたフィガロとスザンナ、                   
そんな二人を邪魔しようとする伯爵など、
登場人物たちの思惑が渦巻く第一幕】

6月にもアザレアのまち音楽祭のサロンオペラで一度観ましたが、
スザンナとマルチェリーナが皮肉を言い合う二重唱「奥様、どうぞお先に」は
やっぱり私のお気に入りです。
美声で「年増」とののしるスザンナに毎回吹き出してしまいます。

また、これもサロンオペラで紹介されていた場面ですが、
フィガロの部屋にある椅子周辺で繰り広げられる、一連のドタバタ劇も楽しいです。
伯爵のスザンナに対するセクハラまがいの誘惑、
屋敷内のスキャンダルを吹聴する、いい味を出した脇役の音楽教師バジリオ、
伯爵とケルビーノの隠れ合戦…。
あのくだりは、みなさんにもぜひ一度観て欲しいです!
特に伯爵がケルビーノを見つけたときの「またおまえか!」
というビックリ具合がたまりません。

* * *

【計略を練り何とか結婚しようとするフィガロたち、
でも「契約書」の存在で一気に劣勢となってしまう第二幕】

冒頭の伯爵夫人の歌に、伯爵の愛が遠のいたことへの嘆きが伝わってきて
胸がしめつけられるような思いがしました。
しかしそんな伯爵夫人、
その後美少年ケルビーノに自分宛てに作った恋の歌を歌わせ、
まんざらでもなさそうなのがこのオペラの現実的なところ。
さらに、伯爵をこらしめるためとはいえ、スザンナが歌いながら
ケルビーノを女装させるために服を脱がしていくさまを、
伯爵夫人も楽しそうに見つめているのも
なんとなく気持ちがわかるなあ、と思ってしまいました。

ちなみにご存知の方もいらっしゃるでしょうが、美少年であるケルビーノは
女性が演じることになっています(ズボン役と言うそうです)。
そんなケルビーノが服を脱がされ肩をあらわにされてしまう場面…
色っぽくてちょっとドキドキしました。

この幕で個人的に好きだったのは、幕の最後に
フィガロとの契約書を持ってやってくるマルチェリーナです。
「借金が返せないならマルチェリーナと結婚する」という契約書を盾に
一気に優勢になる伯爵たちと、劣勢になるフィガロたち。
彼らの七重唱の中で、「これでフィガロと結婚できるわ」といわんばかりに
両手を振り回して喜びながら歌うマルチェリーナに、
思わず釘付けになってしまいました。

さて第3幕、物語はお昼のドラマもびっくりの意外な展開となるのですが、
それはまた次回のお楽しみといたしましょう。それではまた!
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☆ 編集後記
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早いものでもう9月ですね。第49号、いかがでしたか?

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、次号はいよいよ50号です!
ちょっとした記念になる企画ができれば…とあれこれ頭を悩ませ、
昔のアザレアのまち音楽祭資料まで引っ張り出してきては、
悪戦苦闘しています。
記念すべき50号、どうぞご期待ください。

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