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アザレアのまち音楽祭 メルマガ




倉吉「アザレアのまち音楽祭」の楽しみ方 オフィシャル メールマガジン
第55.5号 2010.11.25発行



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 AZALEA MUSIC FESTIVAL 2011
   倉吉「アザレアのまち音楽祭」の楽しみ方 オフィシャル メールマガジン
        第55.5号(号外) 2010.11.25発行
   ☆HPアドレス http://kura-azalea.sakura.ne.jp/
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★新人事務局員がゆく第12回拡大版・
山陰の名手たちコンサート倉吉公演レポート
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深まる秋を華麗に彩る音楽家たちの響演、山陰の名手たちコンサート。
先日11月23日(祝・火)に、倉吉未来中心大ホールにて
倉吉公演を開催いたしました。
ご来場のみなさまには、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

もちろん新人事務局員である私も、スタッフとして出動していましたよ。
ホール内の扉係を務めつつ、
「音楽って素晴らしい…(扉係でよかった!)」と
演奏を聴くことのできる喜びをかみしめていました。

さて今回は拡大版として、そんな新人事務局員による
倉吉公演のレポートをお届けいたします。
山陰の名手たちコンサートプログラムと一緒に読んで、
当日の雰囲気をより感じていただければ幸いです。

☆プログラムはこちら☆
(アザレアのまち音楽祭HP内のページです)
http://kura-azalea.sakura.ne.jp/2011/meisyu_program.html

☆当日の写真・アンケートはこちら☆
(アザレアのまち音楽祭HP内のページです)
http://kura-azalea.sakura.ne.jp/2011/meisyu_enquete.html
☆     ☆     ☆

〈第一部〉

杉山清香さんのクラリネットから始まったコンサート。
クロンマー作曲の『クラリネット協奏曲 作品36より第3楽章』は
開演にふさわしい、まるで花が次々に咲き乱れるような華やかな曲。

その音にすっかりうっとりしたあとは、
吉田章一さんのバリトンで一気に別の世界へ連れて行かれます。
シューベルトの『死と乙女』では、命が終わるときの静けさと
暗さが見えるようでした。
(吉田さんの歌声は島根公演でも聴くことができます。
お聴きのがしの方はぜひプラバホールへ!)

さらに新田恵理子さんのピアノで、また別の世界へ強烈に引き込まれました。
ショパン作曲の『ノクターン 第13番』は、
胸が張り裂けそうな悲しみのあまり、
ピアノが泣いているように聴こえたのです。
(思わず私も泣きそうになってしまったのですが、我慢)

続いては、松田千絵さんのソプラノ。
モーツァルト作曲の『魔笛』に登場する、
夜の女王のアリアだからなのでしょうか、
美しさの中に狂気と、母親としての強さのようなものを感じました。

鶴崎千晴さんのソプラノが続きます。
ドボルザークの『ジプシーの歌』より3曲。
たくましく生きる、意志の強いジプシーの女性を思わせる、
響きのある歌声でした。
遠い異国の風景が見えるようでした。

声楽が続いたあとは、
佐藤航さん、宮本美香さん、澤田利明さん、尾添景子さんによる
サックスの四重奏。
重みのある音の上に、ソプラノサックスの音が
走るように流れていく疾走感が心地よいです。
聴いていて心が踊るようでした。
(島根公演でも同じ曲を聴くことができますよ!)

〈第二部〉

第二部は佐藤真由美さんのマリンバから始まりました。
『イスラメイ(東洋風幻想曲)』という曲名の通り、
目まぐるしく変わる夢の中にいるような気持ちになる、不思議な曲。
プラバホール公演でも聴くことができますので、
ぜひその幻想を味わってみてはいかがでしょうか。

続いては、尾前加寿子さんのソプラノ。
『重いのはなあに?』では、透き通るような哀しみが、
『宝石のうた』では、喜びあふれる若い女性の姿が見えるようでした。

続く辺見康孝さんのヴァイオリンは、
ハープとのデュオX〔iksa〕によるショパンの2曲。
曲の激しい部分が、ヴァイオリンによって
さらに刺すような激情を帯びていました。
その音をハープのやわらかい音が包み込みます。
新しさを感じるショパンでした。

次は、松江隆司さんのテノール。
『マッティナータ』では
抜群の声量と、イタリアの男性が持つ底抜けの明るさ、大らかさが
会場を包み込んだような気がしました。スケールの大きさを感じました。

男性的な力強さを感じた後は、
眞家利恵さん・寺内智子さん・新田恵理子さんの「トリエ・アニマ」による
ヴィオラ、アルト独唱、ピアノのトリオ。
『宗教的な子守歌』は、聖母のようなやすらぎに満ちた歌と演奏でした。
もう少し聴いていたら、扉係を忘れ、とろけていたかもしれません。

さて、いよいよ最後は西岡千秋さんの貫禄のバリトン。
外国の曲が続いた中で、『貝殻節』『杓子売歌』と
鳥取県・秋田県の民謡がトリとなりました。
その風格ある声で唄われる民謡はとってもダイナミック!
鳥取県民謡である『貝殻節』は、
アンケートのコメントでもとても好評でしたよ。

☆     ☆     ☆

お客様からのアンケートでも、
「すばらしい演奏を聴くことができた」
「みなさんの演奏をもっと聴いていたかった」
などのとても嬉しいコメントを数多く頂くことができました。

また、「よく知っている曲があればもっと良かった」
というコメントも幾つかありました。
1年前までクラシック音楽にまるで疎かった私にとっては
確かに、と思えるご意見です。
「この曲、聴いたことがある!」とわかると、うれしいものですよね。
今後の参考にできればと思います。

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さて、28日(日)はプラバホール公演!
松江会場ということで、今度は島根県の素晴らしい演奏家たちに
数多く出会うことのできるプログラムです。
倉吉公演を鑑賞された方も、23日に都合がつかなかった方も
28日はぜひ、プラバホールへどうぞ!

★☆山陰の名手たちコンサート★☆
【プラバホール公演】
◆日時
2010年11月28日(日)
14:30開場/15:00開演
◆会場
松江市総合文化センター〈プラバホール〉
(島根県松江市西津田6丁目5番44号)
☆プラバホールのWebサイトはこちら
http://www.web-sanin.jp/matsue/plover/hall/
◆入場料(全席自由)
一般:2000円/学生:1000円
☆:・★:*・☆:*☆:*・★:*・☆.☆.:*・★.:*・☆.:*☆.:*・★.*
◆プレイガイド
〈松江橋北〉島根県民会館文化情報コーナー、井上楽器店
〈松江橋南〉プラバホール、タカキ楽器店、スイング本店
〈出雲〉パラオインフォメーション、大島屋楽器店
〈米子〉米子しんまち天満屋4階チケットコーナー、らぱん
〈倉吉〉倉吉未来中心、はとや楽器、トミヤ楽器店、
パープルタウン、倉吉市勤労青少年ホーム

☆山陰の名手たちコンサートの詳細はこちらからどうぞ☆
http://kura-azalea.sakura.ne.jp/meishyu.html
(アザレアのまち音楽祭HP内のページです)
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☆ご意見・ご感想は下記のアドレスまでどうぞ。
refre-kt@apionet.or.jp 
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【発行】アザレアのまち音楽祭実行委員会
    682-0817 鳥取県倉吉市住吉町77-1 リフレプラザ倉吉内 
    TEL 0858-23-6095 FAX 0858-23-4897 
    ホームページ http://kura-azalea.sakura.ne.jp/
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