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倉吉「アザレアのまち音楽祭」の楽しみ方 オフィシャル メールマガジン
第61号 2011.2.17発行


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 AZALEA MUSIC FESTIVAL 2011
   倉吉「アザレアのまち音楽祭」の楽しみ方 オフィシャル メールマガジン
            第61号 2011.2.17発行
   ☆HPアドレス http://kura-azalea.sakura.ne.jp/
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★ 目次
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01:リフレミニコンサートを開催しました
02:合唱団こさじ3rdコンサートのお知らせ
03:新人事務局員がゆく
編集後記 
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★ 01:リフレミニコンサートを開催しました
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2月15日(火)午後6時30分より、
倉吉市勤労青少年ホームにてリフレミニコンサート
「荒井ゆうきヴァイオリン・コンサート」を
開催いたしました。

☆★荒井ゆうきヴァイオリン・コンサート★☆
伴奏/永田寿子

☆プログラム☆
1、ウィーン風小行進曲(クライスラー作曲)
2、ベートーヴェンの主題によるロンディーノ(クライスラー作曲)
3、シチリアーノ(パラディス作曲)
4、シンコペーション(クライスラー作曲)
5、タイスの瞑想曲(マスネ作曲)

クライスラーの「ウィーン風小行進曲」で、ロビーは一気に
洗練された空間に。
その後も、ヴァイオリンとピアノが織りなすさまざまな世界に
会場のみなさんも魅了されていきました。

「タイスの瞑想曲」では、ひとり静かに今までの人生を振り返る
舞姫タイスの心の動きが見えるようでした。
プログラム終了後も鳴り止まない拍手に応え、
アンコールとして「アニーローリー」を披露。
まさに芸術的な空気を味わうことのできる、
素晴らしいコンサートでした!

☆当日の様子は、こちらからどうぞ。
倉吉市勤労青少年ホームHP
リフレミニコンサート アーカイブのページ
http://www.refrepla.sakura.ne.jp/miniconarchive.html

☆次回は3月1日(火)18:30〜
「新田恵理子ピアノ・コンサート」です。
どうぞお楽しみに!
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★ 02:合唱団こさじ3rdコンサートのお知らせ
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アザレアのまち音楽祭でも
すばらしい混声のハーモニーを届けてくださる
『合唱団こさじ』の3rdコンサートが、
北栄町大栄農村環境改善センターにて
2月19日(土)に開催されます。
木下牧子作品や童謡・唱歌、混声合唱組曲『新しい歌』など、
心に響く歌の数々をぜひお聴きください!

☆合唱団こさじ3rdコンサート☆
★入場無料★
日時:2011年2月19日(土)
   19:00開演
会場:北栄町大栄農村環境改善センター
  (鳥取県東伯郡北栄町由良宿423−1)
<指揮>村岡 宏朗 
<ピアノ>稲毛 麻紀

〜プログラム〜
 ☆木下牧子作品より
   おんがく、ロマンチストの豚
   サッカーによせて、夢みたものは
 ☆童謡・唱歌
   七つの子、お猿のかごや
   砂山、夕焼け小焼け
 ☆混声合唱組曲『新しい歌』(信長 貴富作曲)
   1.新しい歌 2.うたをうたうとき
   3.きみ歌えよ 4.鎮魂歌へのリクエスト
   5.一詩人の最後の歌

後援/北栄町・北栄町教育委員会・鳥取県合唱連盟
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★ 03:新人事務局員がゆく
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2月の行事といえば、バレンタインデーがありましたね。
チョコレート好きな事務局員は
つい自分用のものばかり買いあさってしまいました。
しかしこのままではいけない!
年頃の娘である自覚を取り戻すため、
今回は曲名に「愛」の付く曲を探すことにしました。

☆   ☆   ☆

そして検索を始め、
すぐに登場したのがエドワード・エルガー作曲の『愛の挨拶』。
はじめに「聞いた」ときは、テレビでよく流れるなあ、という印象でした。
しかしこの曲には何かある、
でなければこれだけよく使われるわけがないと踏んだ私は
曲の背景も少し調べてみたのです。

エルガーは1857年、楽器商を営む夫婦の
7人兄弟の4番目の子としてイギリス・ウースターに誕生。
音楽的に恵まれた環境で育ったエルガーは音楽への道を志しますが、
経済的な事情により一時は法律事務所で働くことに。
しかし夢を捨てきれず独学で勉強。
ヴァイオリンの修行に出たのち、音楽教室を開いて生計を立てていました。

そんな音楽教室に1886年、
キャロライン・アリス・ロバーツが入門します。
エドガー29歳、アリスはその8つ年上の37歳。
二人は恋に落ち、1888年に婚約。
その記念として『愛の挨拶』を作曲し、彼女に捧げたのだそうです。

しかし二人の結婚には障害が!
アリスは名門出の陸軍少将の娘、エルガーは商人の息子という身分の違い。
そして両家の宗派の違いもあり、彼女の両親から反対があったのです。
それでも1889年、二人は反対を押し切って結婚。
エルガー32歳、アリス40歳のことでした。

その後も夫婦は苦楽を共にし、エルガーは
『威風堂々』『ゲロンティアスの夢』などの作品を残しました。
その中には、作詞の才能のあったアリスの詩を用いた声楽作品も
幾つか残されています。

こうしてエルガーのことを少し知ってから
もう一度『愛の挨拶』を聴くと、
人生の嬉しいことも悲しいことも味わいながら彼女を愛した、
エルガーの深く穏やかな愛情が伝わったような気がしました。
テレビなどでこの曲がよく使われるのも、
そんな愛情が聴く人に伝わるからなのかもしれませんね。

☆   ☆   ☆

それにしても、アリスさんの結婚は40歳…。
まだいける!と根拠のない自信を取り戻した事務局員はさておき、
今回はこのあたりで。

☆今回の参考文献:
『エドワード・エルガー 希望と栄光の国』水越健一/著 武田書店
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☆ 編集後記
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山陰ではもうすぐ梅のシーズンですね。61号、いかがでしたか?
事務局で夕方まで仕事をしていて、ふと窓を見ると
以前は真っ暗で見えなかった鉄塔の姿が、
ちゃんと見えることに気付きました。
日が長くなって、着実に春は近づいているんですね。

☆ご意見・ご感想は下記のアドレスまでどうぞ。
refre-kt@apionet.or.jp 

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    682-0817 鳥取県倉吉市住吉町77-1 
    倉吉市勤労青少年ホーム・リフレプラザ内 
    TEL 0858-23-6095 FAX 0858-23-4897 
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