平成24年度 倉吉文化団体協議会定期総会報告

とき 平成24430()  15:0016:30   ところ 倉吉市勤労青少年ホーム 1F 集会室

日程に沿って報告いたします。

15:0016:00⇒恒例の文化サロンを、総会の前段として開催しました。

倉吉文化団体協議会文化サロンに、本年度講師として前田明範(まえだ あきのり)(百花堂運営委員会会長)を迎え、「前田寛治・パリの足跡」と題した講演をしていただきました。前田寛治がパリ留学中に出会った作家、見たであろう絵画作品、強い影響を受けた作品等をプロジェクターで紹介しながら、前田芸術の原点とその真髄に迫る解説は、聴講者に大きな示唆を与える者でした。

16:0017:30倉吉文化団体協議会定期総会を開催しました。司会は加藤一恵氏お願いしました。

まず初めに、倉吉文化団体協議会会長「計羽孝之氏」のあいさつがあり、倉文協30年の歩みが紹介されました。その中で、倉文協創設のキーパーソンであった「福井千秋氏」の業績を称え、大正期に結成された文化活動団体「砂丘社」の復興を願った想いが語られました。

また、行政からの来賓としておいでいただいた倉吉市企画振興部観光交流課長の「谷田富穗氏」から、倉文協活動に対する過分なお褒めの言葉をいただきました。

続いて議長に版画分野の「桑田幸人氏」が選ばれ、議事が進行されました。

○平成23年度 会務報告及び事業報告では、一部誤字脱字の指摘があり、訂正いたしました。なお、事業報告は下記の五点が報告され了解されました。

  @アザレアのまち音楽祭2010  2010.5.96.20 27公演の総括が詳細に報告されました。(総会資料参照)

A連合展「砂丘のふらここ展」 2010.10.1520については、最小予算で大きな成果が上がった報告されました。(総会資料参照)

B倉吉市勤労青少年ホーム指定管理者受託事業 三年次(2011年度)については、健全な運営で三年間の運営委託業務を終了したこと、及び、2012年度も一年延長した委託を受けたことの報告がありました。

C市民文化活動団体等支援拠点設置運営事業 二年次(2011年度)につきましては、国の雇用策新事業の終息に伴い、予定通り二年で事業受託を満了したとの報告がありました。なお、地域の文化活動者紹介のHP運営は、倉文協で継続することになりました。

D倉吉文化団体協議会機関紙「倉文協だより」261号〜272号については、当日参加の皆さんに総集編の冊子を配布いたしました。

○平成23年度 決算報告では、アザレアのまち音楽祭の増減表記に「−」が使われており、書式の統一を図るよう指摘され、訂正することになりました。⇒訂正版は別紙@にて報告いたします。

平成23年度 会計監査報告が、事務局員の代読(四門隆氏欠席のため)で行われ、承認されました。

平成24年度 事業計画・予算審議について、事務局より提案されました。

事業別計画と予算については次の三点が提案されました。

(1)アザレアのまち音楽祭2012  2012.5.136.24 30公演については、チラシが配布され、計画の全容が示されました。なお、アザレアのまち音楽祭の運営は、倉文協会務と切り離し、企画実行委員会が独立した運営をしています。具体的な運営年度は8月から翌年の7月の間であり、報告と言うことで推移しています。その中で、アザレアのまち音楽祭2012の予算書について、特別会計の「アザレア基金」項目につき、繰越金の記載は不要との指摘があり、削除いたしました。また、アザレアのまち音楽祭に付随する月例コンサートについては、報告は不要とのことであり、次年度より割愛することになりました。⇒訂正版は別紙@にて報告いたします。

 (2)23回連合展「砂丘のふらここ展」 2012.8. 23()26()企画についてもアザレアのまち音楽祭と同様に実行委員会が独立して運営していますので、報告の形をとっています。今年度は会場の都合で、倉吉博物館の第一から第3展示室のみの連合展「砂丘のふらここ展」になるとのことでした。

(3)倉吉市勤労青少年ホーム指定管理者受託事業継続一年次計画(2012年度) については、運営受託が1年間の限定だが、次年度以降の受託を目指して更なる研鑽と運営の充実を図るとの強い意志が提案され、了解されました。なお、倉吉市勤労青少年ホームの利用料金について、一部値上げが決定しました。

○役員改選がおこなわれました。

今年度は役員改選期であり、役員選出の慣例について会長より従来の約束事が説明され、それに準じて会長・副会長を決定することの提案があり承認されました。その慣例とは、倉文協の二大事業実行委員会の代表者で会長・副会長を構成するというものです。その中で会長を出した実行委員会から副会長を一人追加するものです。常任理事は、理事の中から常任理事としての責任(倉文協の受託事業で負債が出来た場合、その弁済の義務を委員全員が平等に負うこと)を負うことを了解する方を、自薦他薦で選ぶことになっています。

その手順で、役員は次のように決定いたしました。任期は平成26年3月末までの2年間です。

会長 計羽孝之(アザレアのまち音楽祭会長)/副会長 桑田幸人(砂丘のふらここ展会長)・尾崎正平(アザレアのまち音楽祭企画部長)/常任理事 桑田幸人(版画家)・加藤一恵(つぼみ会バレエ教室)・小谷順子(倉吉女声合唱団)・藤田春水(書家)・山根大和(やまと絵画教室)・坂田秀樹(倉吉版画の会)・松本好生(倉吉音楽協会)・池田佳勉(バンド・メイクアップ)/事務局長 松田龍太郎(倉吉音楽協会)/事務局員 中村絹子・井上武晴・大沢理世/

この度、常任理事に新しく「池田佳勉氏」が推薦され、承認されました。

総会宣言案が小谷順子氏(常任理事)の朗読で提案され、全会一致で承認されました。 

 

以上、総会報告をいたします。

平成24年5月2日

倉吉文化団体協議会事務局