平成27年度    第4回倉吉文化団体協議会常任理事会

兼倉吉市文化活動センター運営員会

報告

と き  平成28年3月9日()  19:3020:30

ところ  倉吉文化団体協議会事務局(倉吉市文化活動センター内)

参加者  松田龍太郎・池田佳勉・上田福美雄・中村絹子・恩田陽子・加藤一恵・松本好生・計羽孝之・

小谷順子・山根大和  欠席 尾崎正平・中川端月

内 容  

T 報告については、下記の件が示され了解されました。

○倉文協会計決算4/4期報告は、二月末日までは実績、三月については想定の報告が了解されました。

倉吉市文化活動センター指定管理者2015年度4/4期報告についても、二月末日までは実績、三月については想定の報告が了解されました。

○管理運営仕様書に順ずる運営チェックについては、詳細に報告がありました、総会時には全資料を配布します。なお、まとめの部分については、事務局の考え方として館長所見を下記のようにまとめました。

・週一回か、月一回は、業者による徹底した清掃が望まれることについては、正にその通りであり、専門家による管理が必要。現在の指定管理費からの捻出は無理がある。

・労働基準法を遵守し、管理運営を効率的に行うための業務形態をとれと仕様書には記載されているが、現行の予算内では可能である。労働基準法を遵守すれば、正規雇用職員2名と夜間専門パート1人で委託費は消えてしまう。現状は、正規雇用職員1名とパート3人体制で、予算に合わせて給料を支払っているが、パート雇用者に一方的に負担を押し付けており労働基準法を遵守など到底かなわず、絵に描いた餅になっている。市行政は、再考する必要がある。労働基準法を遵守せよと指示しながら、その裏付け予算を付けないのは、足を縛っておいて、早く走れと叱咤するに等しいと思う。

・現職員は1人で2人分の働きをしているのは、誰の眼にも自明である。勤務時間にゆとりのある時間帯が全くない状況であった。過去勤務した職員は、昼休みには休憩をとり、施設を離れてしまい、その間パート職員が、勤務時間を超越してカバーしていた。現在は、休憩時間も職場内で取っていただくようにしているが、それでも昼食時間を確保するのが精いっぱいの状況である。毎日の超過勤務も常態化しており、このままでは負担が多すぎる。

・施設の管理運営に支障がないように配慮せよと仕様書によって指示されているが、明らかに支障は出ている。それを外部には見えなくする努力をしているが、限界でもある。

・正直、業務は手いっぱいである。

・「情報提供や活動支援について助言できる資格又は経験を有する人員を配置せよ」と指示しているが、雇用職員としては限界がある。ボランティアとして数人支援して頂いているが、これも限界に達している。

・文化活動事業等を実施することとしているが、文化活動事業等を実施せよと標榜する以上予算の裏付けは必須である。

30万円未満の消耗品等の更新については指定管理者で負担することになっているが、日常更新する消耗品の数が多く管理費で賄うには負担が多い。

・セキュリティー、万全を期すことは分かっているが、万全を期していない。その要因は、人手不足に起因している。

・障害者との共生時代、障害者用の駐車場の指定がひっすである。その区分表示一つ付けるにしても経費がかさみ、現状の指定管理費内では実施が難しい。強いて言えば「当駐車における事故、盗難は、各自の責任でおねがいします」等の看板が他施設では設置されているが、これも、指定管理費内での実施には予算に難がある

・倉吉市勤労青少年ホーム時代に比して、利用者が減少していることは否めない。近年、利用者の増加傾向に拍車がかかった感はありますが、全施設時代の利用率に追いついていない。

・他の類似施設にくらべて、非常に予算枠が小さく、文化活動センターの機能を考慮しない予算削減されており、その予算枠で考えられる機能的を越えた活動は、運営体の能力以上の成果を上げているように思われる。市は、その努力を評価すべきである。評価するとは、適切な対応を取る事であり、予算の裏付けが担保されなければ、何もないと同じである。○他の施設や公民館等に比べ、セキュリティー管理が少々甘いと自認している。それも、現状の予算枠では致し方ないと思っている。

・「3階までの階段が、ご年配の利用者にとっては、少し負担」との意見は多くの利用者から聴いている。1F〜2Fへの階段の手すりは、利用者の方より寄付して頂いて設置できた。2F〜3Fへの手すりの設置が強く要請されています。少なくとも、このような要請に応じるためには、管理費の拡大が必須と言えます。

 要は、倉吉市文化活動センターとしての機能を果たすのか、単なる貸館としての運営に徹するかの選択肢しかないと言うのが現状です。倉吉市の、英断を期待しています。

○倉吉市文化活動センター指定管理者2016年度事業計画を提案し了解されました。

倉吉市文化活動センター指定管理者2016年度会計予算書を提案し了解されました。

○日韓親善写真家交流写真展開催計画について提案され、了解されました。

  交流日程表・交流予算書については、一部訂正し了解されました。

実施体制「日韓親善写真家交流事業実行委員会」の想定を提案し、大筋了解されましたが流動的です。

スケジュールについて、招聘作家の滞在⇒2016.9.35  (往復とも岡山空港を利用)の三日間としました。

○第28回連合展事業計画書が提案され、了解されました。

U 協議については、倉吉文化団体協議会2016年度定期総会の開催日の実施計画を提案通り決定しました。

文化サロン講師「根鈴輝雄氏」

総会レジュメについて⇒文化サロン企画含

・総会提案事項の調整

※役務提案

総合司会/尾崎正平           司会進行/倉文協事務局長 松田龍太郎

      受付/                会計/中村絹子・恩田陽子

会場/                記録/

表示/                大会宣言朗読/小谷順子

総会宣言の検討⇒担当者の決定

※役員の空白部分、総会宣言の執筆者については、倉文協ミーティングにて検討いたします。

以上報告いたします。

文責 計羽孝之