今月の執筆者
小原葉子
合唱団こさじ
二〇一三年の5大ニュース
私の所属する合唱団こさじは、北栄町で二〇〇六年から活動しています。表題の形をとりまして私どもの団の紹介をしたいと思います。
1.音楽監督を迎える
4月、石橋久和先生を音楽監督にお迎えしました。先生は島根県の女声合唱団フィオーリの指揮者を長年務め、フィオーリをはじめ数々の高校の合唱団も全国大会に導くなど輝かしい実績をお持ちです。先生には二〇〇九年の鳥取県合唱講習会でお会いして以来、年に数回指導に来ていただいていましたが、このたび常任の監督としてお招きし、月に2回練習をみていただく運びとなりました。厳しくも楽しい指導のもと、団員たちは合唱らしい発声を少しずつ身につけています。
2.初めての合宿
7月末、県内の宿泊施設で合宿を実施しました。隣接のホールでは、主に翌月のコンクールで演奏する曲を中心に練習。男女混合の2グループに分かれて練習し披露するといった、普段の練習日にはなかなかできないメニューも織り込みました。常々2時間の練習では短い、もっと歌いたいという話が出ていましたので、その思いがようやく果たせた形となりました。
3.コンクールでまさかの銀賞
8月、合唱コンクール県大会に出演。音楽監督を迎えて初めてのコンクールということで例年以上に気合を入れて臨んだはずが、まさかの銀賞で中国大会進出ならず・・・。4年連続中国大会出場記録がここで止まってしまいました。敗因は、今年も中国大会に出るのは当たり前という甘えの気持ちだったように思います。歌詞の解釈や表現を深めるのは県大会が終わってからでいいか、と少なくとも私個人が考えていたのは否めません。
4.新入団員が5名も
この1年はなんと5人もの方が新しく入団し、団員が20名を超えました。こさじの演奏を聴いて入るならここだと決意して来た人、経験はないけれど合唱をしてみたかった人と、動機は様々ですが嬉しい限りです。10名弱でスタートした結成当初のことを思うと感慨深いものがあります。これからも年齢や経験の有無に関わらず、楽しみながら向上していくことのできる合唱団でありたいと思います。
5.団内カップル誕生
当団の昨年の5大ニュースにこのおめでたい話題を挙げない訳にはいきません。9月のミーティングの席で衝撃の婚約発表、2月には晴れて団内二組目の夫婦が誕生します。素晴らしい歌声の持ち主である二人のこと、結婚後もますますパワーアップして盛り立ててくれることと期待しています。(合唱団こさじ)