今月の執筆者

小谷順子

「倉吉女声合唱団35周年」

記念演奏会を終えて

創立から入団して35年、メンバーの中で一番の古株になっています。女性の団体ですのでいろいろな場面がありましたが、周囲の皆さんの協力があり、ここまでつながって来ました。

 まず11月3日の未来中心小ホールの予定が、10月の地震のため1224日(土)アロハホールでの開催と変更されました。常にステージでは暗譜を指導されているので、団員一同心を一つにして練習を重ねました。

 プログラムは「民謡を歌う」「家族愛を歌う」「ゲスト演奏」「啄木を歌う」と四部に分かれ、アンコール曲の後に、楽しく「赤鼻のトナカイ」を歌ってクリスマスイブの演奏会を終わりました。

特に「家族愛を歌う」の中に、ピアノ伴奏をしていただいている「渡邉芳恵」さんが作詞・作曲した、新作の「Mama(ママ)を演奏しました。そして、「啄木を歌う」の8曲の中に、4曲は朗読とビオラ・ソロの演奏があり、特別な空気感の違いが醸し出され、私達も聴き入ってしまいました。

 富盛美幸団長の演出も、とても巧く、舞台に立っている私達も感激しながら歌い終えました。

会場で聴いていただいた方は、いかがだったでしょうか。

 次のアザレアのまち音楽祭にも取り上げる機会もあると思います。ぜひ耳をすましてください。

 団員も年一回歳を重ねていますが、ぜひメンバーが一人でも多くなることを願っています。練習日が土曜日の午後1時半からと、変わりました。見学にでも、来てください。会場は倉吉市文化活動センターです。 (倉吉女声合唱団)