6月号
「倉文協だより」リレーエッセイ
「はじめまして。恩田陽子です。人と接することが大好きです。今までの経験をこの仕事でいかしていきたいです。」
一年半前、私は倉吉文化団体協議会の面接でそう言いました。優しい会長・温かい上司の方々に迎えられ、私の新しい人生がここで始まりました。ここに来る人集まる人が、皆さん温かくて、楽しく文化活動に打ち込み、それぞれ皆さんが目的をもっておられるので熱心で、自分も負けないように励まされたり、利用客の方が気持ち良くセンターを利用してもらうにはどうしたらよいか、もっと地域を活気づけていくにはどう呼びかけていこうかと日々考えています。常に私自身が日々を楽しんでいるので、いつも笑顔でいられます。
仕事休み明けの翌朝はリフレプラザに来るのが待ち遠しいくらいです。
私は小さい頃からいつも音楽のある家庭で育ちました。合唱好きの父、保育園の園児のために毎晩ピアノを練習する母、私も妹とピアノを習ったり学生時代からトランペット・クラリネットを担当し吹奏楽部で長く活動していました。大ホールでのピアノ発表会や、定期演奏会での市民の方々への呼びかけや協賛のお願いなどは、今のアザレアのまち音楽祭の活動に通ずるものがあり懐かしいです。
我が倉吉文化団体協議会での2大事業は5月のアザレアのまち音楽祭と今年は12月3日から開催される倉文協連合展がありますが、その広報活動や、運営、音楽祭でもとめられる接客マナーは、これまでのブライダル業で学んだ接客マナーや婚礼業務での経験が多くいかされているとも感じます。
人と笑顔で接し、おもてなしをしたり、企画することが大好きなので、専業主婦時代は親子100名の育児サークルを運営したり、ボランティア活動に参加して高齢者の方々と触れ合ったり寝たきりの方の介護をしたり、公民館や自治会の活動も積極的に参加して、地域の方々とも交流を密にしていた経験が、今のお客様との接客や会話で共通の話題につながったりします。
これまで失敗も多く経験してきたので多くの事も学んできました。お叱りの言葉から逆に教えて頂いたことも沢山あります。けれど明るい顔をして上を向いていれば、いいことが次々と起こっていきました。自分が心底好きな事をしていると自然と猛烈に打ち込めて知らず知らず頑張っています。
好きな事に思いきり打ち込んでいるとその時の笑顔で周囲にも幸せが伝わります。結果としてその場の雰囲気がよくなったり、全ての出逢いを幸福にしてしまうような・・そんな人になれるよう目指します。
倉吉文化活動センターは現在、毎月の貸館ご来館数が約1800人、(中部地震後のご利用は約2800人!)その他ギャラリー来館や文化教室ご利用のお客様を数えるとかなりの方が日々ご利用くださっています。足を運んでご利用くださって本当にありがたいです。
鳥取県の真ん中という位置的な利点をもっとプラスに考え、文化活動の拠点として地域を活発に盛り上げたいと、インターネットでの個人ページや公式HPを使って、日々発信もしています。よりたくさんの方々にこの倉吉文化団体協議会のこと、拠点の倉吉市文化活動センターの素晴しさを知っていただきたいです。
そして人と人とのご縁にいつも感謝しながら、これからも楽しく元気に倉吉文化団体協議会で頑張っていきたいです。皆さん宜しくお願いします。 事務局 恩田陽子