今月の執筆者

河田 強

聴衆の皆さんをハッピーに!

打吹音楽倶楽部ブレーメンは、アザレアのまち音楽祭2018においてパープルタウンコンサートを盛会のうちに終了することができました。1990年から毎年5月のパータン・コンサートがすっかり定着し、固定ファン(?)もいらっしゃるようで、倉吉市民はじめ中部地区の皆さんに応援いただいているおかげであると感謝しています。本当にありがとうございます。多くの団員が入れ替わる中、指揮者としてずっと音楽監督をしていただいている吉田知子さんや、団運営に携わってくれた多くのスタッフの皆さんの支えがあって続けることができたと思います。中学・高校と吹奏楽に触れ、楽器を演奏する楽しみを社会人になっても続けたいという想いで設立されてから、たくさんの団員が関わり、いろいろな所でたくさんの演奏をしてきました。

毎回、どの演奏会でも単に曲を並べるだけでなく、テーマやストーリー性を持って選曲したり、プログラムを考えたり、はたまた団員の負担を考慮したり、各自の能力・才能を最大限に引き出す等、当日の演奏までに思い巡らせ、検討を重ねて本番の演奏に臨んでいます。

たくさんの方に感謝し心新たに、演奏する自分たちの楽しみだけでなく、聴いていただく方々も楽しくハッピーになっていただける演奏を心掛けていきたいと思います。

1987年(昭和62年)12月に設立された打吹音楽倶楽部ブレーメンの定期演奏会「バースデーコンサート」も、中部地震で延期となっていた第30回記念コンサートを昨年実施することができました。今年第31回を迎え、また新たな歴史を刻んでいきたいと思います。ぜひ、12月2日(日)には、倉吉未来中心大ホールへお出掛けください。今後ともブレーメン共々よろしくお願いします。(打吹音楽倶楽部ブレーメン 団長)