平成22年度倉吉文化団体協議会第3回常任理事会報告
参加者/倉文協会長/計羽孝之//副会長/尾崎正平・水谷鴨村//事務局長/松田龍太郎//事務局員/中村絹子//常任理事/桑田幸人・山根大和・小谷順子・坂田秀樹・藤田春水・松本好生・//欠席届/加藤一恵・
と き 平成23年1月6日(木) 16:00〜17:30
ところ 倉吉勤労青少年ホーム第一講習室
司 会 松田龍太郎事務局長
T 報告
@ アザレアのまち音楽祭月例コンサート「山陰の名手たちコンサート」会計報告があり、了解されました。
A 「リサイタル・シリーズ・小谷郁美ピアノ・リサイタル」中止顛末報告があり、了解されました。なお、中止の申し入れが本番二日前であり、その事務的な後始末が大変であったこと、同じ演奏家が同じ催し(リサイタル・シリーズ)で二度のキャンセルは、アザレアのまち音楽祭の信用を著しく傷つけ、顧客の信頼を失ったことが大きな反省点となった。コンサート開催準備にかかった経費の実費については、出演者サイドからの補填が了承されました。この問題は金銭的な補填では追いつかない、音楽祭の根本的なスタンスを崩すものであり、大きなダメージをうけた。
B アザレアのまち音楽祭会計総括で明らかになったのは、音楽祭負債⇒125,774円+山陰の名手たちコンサート⇒203,284円=329,058円の大きな負債が出来てしまったことです。その処理については、協議の項目でその対応を決定することで了解されました。
C 委託事業第三期実施報告については次のように報告されました。
・倉吉市勤労青少年ホーム運営報告については、(a)第3期会計決算について了解されました。また、(b) 第3期事業報告については、報告書式について改善指摘があり、直ちに訂正することで了解されました。
・文化フォーラムくらよし運営報告については、(a) 第3期会計決算と年度末の見込み決算について報告があり大筋で了解されました。なお、決算書の書式について指摘があり、直ちに訂正することで了解されました。
また (b)第3期事業報告⇒文化活動者調査報告については、一部手直しの指摘があり再調整することで了解されました。更に、ホームページ進捗報告と文化活動者支援報告もあり、適切であると了解されました。
D 倉吉文化団体協議会について(A) 事業報告(B) 中間決算書がそれぞれ報告され、了解されました。
U 協議
@ 受託事業総括と次年度運営プランの検討については、次のように決定されました。
(1) 倉吉市勤労青少年ホーム次年度の利用料金については、予定通り、平成23年度は「倉文協会員」の利用料は免除とする。
なお、文化フォーラムくらよしの経営について、賃金支払いに対する消費税5%(268,582円)を繰り越し担保することになりました。第四期までの想定収支は204,363円であり、消費税担保額を引くと
−64360円となり、赤字分については倉吉文化団体協議会からの持ち出しとする。
更に、次年度予算提出に関しては、文化活動者支援経費の設定(大型プリンターのインク代・用紙代の補充等)と、職員給与の改善等を考慮した額で要求することも了承され、詳細は、次回常任理事会にて提案することになりました。
A 文協の今後の活動計画について、次のように決定されました。
(1) 平成23年度定期総会に向けてのスケジュールは、下記のとおり。
企画委員会2月6日(日)14:00〜
常任理事会3月3日(木)18:00〜
理事会3月3日 (木)19:00〜(常任理事会と同日開催)
平成23年度定期総会4月3日(日)15:00〜。
※記念講演について⇒写真家「山田敏和氏」に講師依頼することになりました。
(2) アザレアのまち音楽祭赤字補填については⇒倉吉文化団体協議会より実行委員会への委託金として補助することが了解されました。
(3) 文化フォーラムくらよしの赤字補填についても⇒倉吉文化団体協議会で負担することが了解されました。
(4) 平成23年度アザレアのまち音楽祭2011の運営については、企画実行委員会が主管するが、マーケティングの実施、協賛者の倍増計画、スポンサーの拡大を図るよう指示されました。
(5) 平成23年度連合展「砂丘のふらここ展」の運営については、実行委員会の優れた運営が評価されました。
(6) NPO法人アザレア文化フォーラムの運営については、詳細な議論に至らず、保留されました。
B 倉吉未来中心の指定管理者公募制推進と、地元NPOによる運営の実現化について、倉文協が主張する「文化施設の指定管理者制度の必要性」について、倉文協会員で再度学習会することになりました。
以上、報告いたします。
倉吉文化団体協議会 会長 計羽孝之