文化サロン第11期 音楽サロン「第九を歌おう」
第5回 「じっくりただ努力 」 (10月28日)


〈 感 想 〉

 今回は、オーケストラ・ドイツ語の発音・合唱の練習でした。徐々に内容が具体的になっていき第九を歌おうという表題に見合う内容になってきました。ドイツ語の発音練習を一緒にしてみますが、日本語に無い発音の難しさをいつも感じています。
 資料映像にて指導をしている指揮者の井上氏は、始めの方の映像ではフワフワした語り口で変わったおっちゃんという印象を受けました。ですが、いざタクトを持つと力強く生き生きと指揮をする様は、全盛期のフランス代表ジダンのプレーを見ているようです。
 ベートーヴェンが第九を作成するまでの経過などを知っていくにつれて、第九の奥深さに引き込まれます。ベートーヴェンが第九のモチーフにしたフレーズが使われた曲があるということを知りました。この機会に、他の交響曲やピアノ曲など聴いてみたいと思いました。

(琴浦町/20代/男性)