文化サロン第13期 美術サロン「ピカソ〜スペインの巨きな子ども」
第1回 「アルルカン」〜もう一人の自分〜(2月3日)


〈 感 想 〉

今回から美術サロン「ピカソ〜スペインの巨きな子ども」が始まりました。映像では、第1回という事でピカソの生い立ち、「青の時代」「バラ色の時代」のそれぞれの年代の代表作を見ながらのお話でした。
 青の時代やバラ色の時代の代表作を見ながらその時のピカソのおかれている環境等についての解説を聴いていると、周囲に影響を受けやすい人なのだろうと思わずにはいられませんでした。
 映像鑑賞後は、今回の美術サロンで講師役をして頂いている福田さんが、ピカソの神童的な作品と晩年の作品を紹介してくださいました。ピカソの晩年の作風を知ることが出来たことで、その過程に興味がわきました。その他にも、ピカソが凄いといわれる様になった逸話なども教えて下さり、とても参考になりました。
 パブロ・ピカソは当然知っていましたが、今回のサロンで解説されているように時系列でピカソについて知る機会は初めてなので次回以降が楽しみです。時代背景のせいでもあるのでしょうが、ピカソは、92歳という生涯の中で作風がよく変化したそうなので、その時代ごとの影響を受け、そして、与えたのだと思います。ピカソを通して近代美術についても同時に知識を深めていこうと思います。

(倉吉市/30代/男性)