文化サロン第13期 美術サロン「ピカソ〜スペインの巨きな子ども」
第3回 「ゲルニカ」〜武器としての絵画〜(2月17日)


〈 感 想 〉

この度のサロンでは、ピカソのゲルニカという作品が出来上がるまでにフォーカスを当てて学習しました。資料映像を見て、絵画教室アトリエKendaiの福田孝晴さんに講師としてご教授頂きます。
 資料映像では、ゲルニカはスペインの内戦中にナチスにより空爆を受けたゲルニカという町を題材に作られた作品で、作られるまでの過程(第1段階⇒第2段階⇒第3段階⇒最終作)についてでした。また、ゲルニカは50日で作った作品だが下書きだけで60枚を数え、そこから泣く女シリーズに繋がったという説明もありました。
 ゲルニカは最初は屋外の絵だったが、出来上がった作品は室内になっているそうです。講師の福田さんの見解では、狭い空間の中で描くことで戦争の悲惨さを表現した。小さい窓を覗こうとしている男性の絵は象徴的である。(本当はもっと具体的に説明していただいたのですが、自分の理解力不足ではこの程度です)とお話しいただきました。
 正直、ピカソの絵の良さは理解できないです。ですが、講師の福田さんの説明は、わかり易く、時には専門的に説明していただけるのでとても勉強になります。次回が最後なのは残念ですが、今後の糧となるような学びをしたいです。

(琴浦町/20代/男性)