文化サロン 舞踏サロン「バレエの魅力」第2回 国境を越えて

 

 今回から、実際にバレエ教室で指導をなさっている吉田先生を講師にお迎えして、映像とお話でバレエの魅力に迫りました。

 資料映像では、19世紀から20世紀にかけてのバレエの変遷、その時代に活躍したアンナ・パブロワなどのバレリーナの踊りや、プティパなどの振付師による作品などを鑑賞しました。『眠りの森の美女』のオーロラ姫の華やかな踊りや、プティパが振付した『ドン・キホーテ』の踊りに見とれ、その身のこなし、美しさに心が震えました。

 その後、吉田先生から現在のバレエのお話を伺うことができました。21世紀となった現代では足を上げる角度、回転の数などの技術面が飛躍的に向上しているのだそうです。また、コンクールのお話や、足のポジションを実演で教えていただくなど、バレエの先生ならではの貴重で興味深いお話をたくさん聴くことができました。

 文化サロンに参加するたび、自分の知らない美しい世界はたくさんあるのだと気付かされます。そのたびにもっと知りたいという欲求が涌き、人生での楽しみが増えていっています。今回も、バレエのことを知りたい、実際に観てみたいという新たな楽しみができました。今後のサロンも、意欲的に参加したいと思います。