文化サロン「バレエの魅力」第4回 ロマン派の登場 128()

 

 

 今回は、19世紀初頭、「ラ・シルフィード」で一躍有名になりロマンティック・バレエを代表するマリー・タリオーニ、そして、そのタリオーニとパリ・オペラ座の人気を二分したファニー・エルスラーのスパニッシュダンスに影響を受けたダンスについて、また、それに付随したバレエシューズやスカートなどの歴史についての内容でした。
 今回の内容で、バレリーナがつま先で立ってふわふわとした感じで軽やかにロマンチックに踊ることになった流れやバレエシューズ、そして、チュチュ(スカート)などについて知ることができ、とてもためになりました。
 普段は何気なく見ている部分でも当然意味があり、演出の意図があるという事を再認識させてもらいました。
 映像を見終わった後の話の中に、倉吉の文化レベルが県内でも低いほうであるということについての話があり、その話を聞く中で、自分自身も文化についての知識や経験が乏しいことを感じ、そのことで、人生の楽しみの幅を狭めているのだなと再認識させられました。
 この文化サロンの回を重ねるごとにこれまで知らなかった分野の知識が増えていくので、ぼくの今後の人生にとって有意義な経験をさせてもらえていることに幸せを感じています。

(30代 男性)