平成23429日 「近未来写真術」第11回 

12人のフォトグラファーに会って−5つのキーワード−  感想

 

 今回で写真サロンは最後になります。内容は今まで学習した12人の写真家から5つのキーワードを導きだすという趣旨です。5つのキーワードは「生と死」「狭間」「テクノロジー」「写真=生活」「虚と実」で、篠山紀信氏がそれぞれの写真家をわかりやすく解説していました。最後にキーワードには当て嵌めたがすべての事柄は鎖で繋がっていて互いを干渉しているとの事でした。

今回学んだ作家の中で好きな作家が2人います。私の好きな写真は綺麗、違和感があり目を引く、共感できる作品です。まず1人は、ナビゲーターでもあります篠山紀信氏です。5つのキーワードでは「虚と実」に分類されていました。篠山氏のTOKYO NUDEという作品は何処となくノスタルジックな印象を受けます。2人目は星野道夫氏です。アラスカの写真を撮られている方で5つのキーワードでは「写真=生活」と分類されていました。星野氏の撮られる写真は、アラスカの美しさや力強さが感じ取れる作品で、尚且つ綺麗な写真だと思います。

今回の写真サロンに出席して、判断基準があった方が写真を見るのも楽しいということを感じました。世界的に活躍されている方の姿勢に少し触れることが出来た気がします。

 

(20代男性)