文化サロン第9期 美術サロン「アクリル画の世界」
第10回 ジャンルを越えてA「木村林吉」 (8月24日)


〈 感 想 〉

 今回は木村林吉さんの作品、技法について学びました。木村さんの作品は外見上立体作品という印象でした。紙や木を積み重ね、間にアクリル絵具を塗り側面を作品としておられました。ふつう、物体を積み上げることは立体ですが、木村さんの作品は一つの面を作品としているので平面作品ということでした。立体的な作品を平面の作品だと認識してみた事が今までなかったのでとても興味深く見ることができました。
 木村さんの情報は2008年の展示会までは調べることができました。今回の映像は20年以上前の映像で木村さんも木を使い始めて3年と話したおられましたので、08年の展示会ではより洗練された印象を受けました。

(琴浦町/20代/男性)