企業を支える「若いビジネスパーソン育成講座」

第3期・第2回研修 現場改善入門

【感想】

 今回は、職場のムダをなくし業務の効率化を図るための現場改善の方法や注意点、それに伴う「見える化」についての説明などの講座でした。
 現場改善は、まず改善する個所を見つけることがスタートになると解説されました。講座を終えて、自分の周りの環境を考えてみたところ、すぐには思いつきませんでした。でも、違和感を覚えていた事や不便だと感じていた事があったはずだと思います。それが、改善しないままにしていたがために、不便なまま今日に至ってしまい、それが普通になってしまい、すぐに思い着くことが出来なかったのだと思います。
 ここで、この講座での「改善点を見える化すること」という解説が重要になってくるのだと思いました。「見える化」しておけば、忘れる事もなく、みんなで不便な事を共有し、改善へ向かって進めると思いました。
 僕も普段から効率を良くするために作業を改善するように心がけてきているつもりです。しかし、これまでやってきたことは、環境に対応し、その環境の中での個人レベルでの改善でした。今回の講座では、環境自体を改善するという事でした。つまり、個人レベルの問題ではなく、集団レベルでの問題の改善です。その事について考えたとき、個人の判断基準で改善を進めてはいけないという事や、集団で行うという難しさなどは容易に想像がつきます。
 改善を行うためのいろいろな困難な事が想像できますが、講座の中では、「まず、やってみる」ということについての解説もありました。「案ずるより産むが易し」という気持ちで、まずは、注意深く不便な環境を見つける事から取り組んでいってみようと思いました。

(30代/男性)