平成23年度倉吉文化団体協議会
第1回企画委員会報告


と き  平成23年8月4日(木)  19:30〜21:30
ところ  倉吉勤労青少年ホーム事務室

T 報告事項
@委託事業の7月末概略報告と各事業の概算報告が次のようにあり、了解されました。
 (1)倉吉市勤労青少年ホーム指定管理者委託事業について会計報告書が提出され、四半期決算が順調に推移しているとの認識が示されました。また、各事業は滞りなく継続されており、特にミニギャラリー及びミニコンサート事業は年度内の予定もほぼ出そろい、事業の定着化が見られ始めたとのことです。
 (2)市民文化活動団体等支援拠点設置運営業務受託事業について、四半期決算が順調に推移しているとの認識が示されました。この事業は収益の無く、その業務は情報収集と発信であり、予定業務が遅れがちになっているとの報告がありました。業務達成の目標確認と行程表の作り直しをすることになりました。
A県文連委託事業「芸術たのしみひろば」について、次のように報告があり、了解されました。
 (1)芸術たのしみひろば・市町村文化団体連合展事業企画書が示され、総額142,800円の予算で運営されること、開催日程等が了解されました。
 (2)芸術たのしみひろば・市町村文化団体連合展運営企画書が示され、詳細が了解されました。その内容は次の通り。
「市町村文化団体連合展」⇒10/27〜30 4日間
「芸術たのしみひろば」 ⇒10/29(土)13:30〜 開会式典 記念演奏 記念講演 ギャラリートーク
B山陰の名手たちコンサート出演者決定について、次のように報告がありました。
 鳥取県内6人に推薦委員の内、新倉健氏より推薦すべき演奏者が見当たらないとの意向が示されましたので、ディレクターが急遽推薦に参加したとの報告があり、了解されました。
U 協議
@ 委託事業総括と今後の運営について、次のように話し合いました。
 (1)倉吉市勤労青少年ホーム次年度以降の受託対策については、まず指定管理者公募の次年度以降の募集サイド(倉吉市側)の状況を話し合いました。しかし、倉吉市側の担当部局では新年度に向けての検討がまだ始まっていないとの事であり、噂されていた指定管理のフレーム変更(勤労青少年ホームから文化センターへの移行など)については、現段階では白紙の状態とのことでした。しかしながら、いずれにしても指定管理者応募は基本的に行われる予定ですので、準備活動に入ることが了解されました。なお、想定されるスケジュールは下記のようになるのではないかと推察しました。
 9月⇒倉吉市商工課での検討開始   12月⇒市議会議決  平成24年1月⇒公募  2月⇒選考会
 (2)文化フォーラムくらよしの運営目標の実施については、業務推進が遅れているため、今年度中にやるべき事、仕事の積み残しをしないこと等について再検討し、行程表を策定し直す事になりました。そのため、2年間でやり遂げると想定した事業について全力をあげることになりました。
A倉文協の今後の活動計画について次のように話し合いました。
 (1)平成24年度アザレアのまち音楽祭2012「30周年事業」の概観(公演数30公演、アザレア音楽賞の設定、他地区との交流コンサート)が提案され、了解されました。また、30周年と言う節目であり、大型の事業を展開してはどうかとの意見もあり、アザレアのまち音楽祭2012企画実行委員会に依存することになりました。
 (2)平成23年度連合展「砂丘のふらここ展」の運営については、ほぼ決定していますが、県文連「芸術たのしみひろば」市町村文化連合展の件で、再度実行委員会で詰めることになりました。
 (3)委託事業の次年度以降の具体的な取り組みについて、倉吉市サイドの意向が決定するまでに市長交渉し、倉吉市に要請する事案の検討と提案すべき事業運営案の策定をすることになりました。
 (4)NPO法人アザレア文化フォーラムの運営については、未来中心の指定管理更新時期の1年前に再開することになりました。
B倉吉未来中心の指定管理者公募制推進を図るための行程表を作り、それを受託するための方法論を今後検討することになりました。また、優れた提案書を作るために現在運営に当たっている県文化振興財団の運営実態の把握及び問題点の掘り起しを行い、運営計画の試案作りを行う。そして、指定管理者受託意志の啓発活動の策定をおこなって各方面への働きかけをすることになりました。

以上の件を、次回の常任理事会に上程し、具体的な取り組みの組織作りを行います。