リレーエッセー
今月の執筆者
大 月 和 子
「倉吉つぼみ会バレエ教室」の紹介をさせていただきます。当教室は、大阪・東京に拠点を持つ法村・友井バレエ学校より講師を招き、プロバレリーナによる本格的な指導を受けています。子ども達が、踊る喜び・楽しさを経験しながら芸術や文化の一端に触れることが出来るようにと願いを込めて活動しています。
我が家の二人の娘達もお世話になっています。高校二年の娘は、三歳から始めて今年で十四年目、小学三年の娘は、五年目になります。親の願いで始めたバレエですが、上の娘が中学に進学した頃、「私、バレエをしていて良かったわ」と言ってくれたことを覚えています。娘にとって、バレエが自分をより表現できるものに変化してきたように感じられ、嬉しく思ったものです。
ピアノやヴァイオリンの発表会の時、「立ち姿が美しいね」とよく褒めて頂きました。「立てばシャクヤク…」とまではいかないまでも、何処となく人様の心に印象的なところがある女性に成長して欲しいと願っています。
下の娘は、運動会で踊ったソーラン節が大のお気に入りです。手足をピンと伸ばし、軸のブレないその踊りが、母の目には誰よりも上手に映りました。これもバレエの効果かも!?と思いました。
お稽古が少しずつ難しくなり、今が頑張りどころです。上の娘を思うとき、よく一つの習い事を十四年も続けてこられたものだと感心しています。娘の成長と共にバレエがありました。
そして忘れてならないのは、その傍らには「つぼみ会バレエ教室」の主宰者である市川依子先生の暖かな眼差しがいつもあったことです。長く続けてこられたのも先生のおかげであること、そして親もまた多くのことを先生から学ばせて頂いていることに、心から感謝しています。
さて、当教室は、平成二十一年四月二十六日(日)午後二時より倉吉未来中心大ホールにて、発表会を開催します。ぜひご来場下さり、子ども達の練習の成果とプロの舞台をお楽しみいただけたらと存じます。
(倉吉つぼみ会バレエ教室)